ずば抜けている人とは
先日、マルコム・グラッドウェル氏著の「Outliers 思考と思考がつながる」という書籍を読みました。この書籍はアウトライアーズ、つまり外れ値、普通の人よりもずば抜けている人とはどのような人たちなのか?ということについて詳しく書かれています。
ずば抜けている人というのは一般的には天才と言われている人、人並み以上の努力をする人を思い浮かべると思います。しかし、この本では、確かにそれら要素も大切であるが、それよりも大切な要素があるということを書いています。
早生まれは不利
ずばり、答えを書けば環境や時代です。どのような環境で育ち、どのような時代に生まれたかによって人生が全くかわるのです。どれだけ天才で稀有な能力をもっていたとしても環境と生まれた時代次第では、ずば抜けることはできないというのです。
たとえば、この書籍では明確に早生まれは不利であるということが書かれています。たとえば、アイスホッケーやバスケットボールなどのスポーツでエース級のスター選手は何月に生まれるかが非常に重要であったというのです。実際にデータを見たところ、特定の月に偏っている事実が出たのです。
結果的に差が広がっていく
生まれた月に関して、もしかしたら、ある人は「何も長くて1年の違いだろう」と思うかもしれません。しかし、たとえば、学校のあるクラスにおいて選別される状況があった場合、手にかけて育ててもらえるのは優秀な人です。単純に早生まれの人はその選別から漏れてしまい、結果的に差が広がっていくというのです。
僕は2月生まれで、かねがね不利の中生きていると思いながら生きてきましたが、見事にデータによってそれを言語化していて素晴らしいと思いました。
1万時間の法則
この書籍でほかにもはずば抜けている人の特徴をあげています。それは1万時間の法則です。ビル・ゲイツやビートルズなどその道で成功した人はもれなく1万時間コミットし続けたということです。プログラミングにしろ、楽器の演奏にしろ、その道を究めるには1万時間が必要だと語っています。
この時間は途方もないように思います。少なくとも嫌いなことに1万時間コミットすることは不可能でしょう。しかし、好きこそものの上手なれの原則のごとく、好きなことであればあっという間に時間が経過し、1万時間コミットできる可能性がでてきます。
僕はこの書籍に書かれていることは、適材適所の原則にも似ていると思いました。
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