0264_イエス・キリストと共に歩む人生 100年時代

人生100年時代

2ヶ月ほど前に、2016年に出版された「LIFE SHIFT」という書籍の続編が出版されたようです。続編はまだ読んでいないので、読んでみようと思います。著者のアンドリュー スコットとリンダ・グラットンは5年ほど前に人生100年時代の問題提起を行い、それに対して、各世代がどのような備えができるかを詳しく説明されていました。

昔の80歳よりも今の80歳のほうが健康で、医療の発達で健康な状態で長生きできる可能性も出てきています。長生きのリスクといわれるように、長生きするにはどうしてもお金が必要であり、これまでの3つのステージ(教育・仕事・引退)の生き方の考え方をまるっと変える必要があると書いてありました。

変化に適応する力

人生100年時代を生きるために必要な最も大切なことは、変化に適応する力を身につけるということです。今から100年前の人達が2021年の世界を全く予見できなかった以上に、これからは変化の速度が加速度的に早くなっていくので、10年先でさえ予測するのが難しい時代になっています。未来は誰にも予測できないのです。

今ある技術でごはんが食べられなくなるかもしれない。という前提で、その時代に必要とされる技術や能力を身につけられることが、すなわち、変化に対応できる力になるそうです。新しい環境に身を置いてみる。これまでのキャリアに全く関連のない分野の勉強をしてみる。人間関係の幅を広めてみる。など様々な方法があります。その中でも最もいい方法だと思うのが、習慣化するのを習慣するということです。

習慣化する

習慣化の最大のメリットは習慣化されると勝手に体が動いてくれます。誰でも朝起きると歯を磨いたり、顔を洗ったり、コーヒーを淹れたり、習慣化されているので、体が勝手に動いてくれます。この習慣化をあらゆる分野に適応させようというのです。例えば、勉強する習慣、本を読む習慣、誰かに会う習慣、運動する習慣、聖書を読む、そういった毎日の微差の積み重ねが長期的に続けられること自体が無形財産になります。

勉強する習慣があれば、時代に合った新しい知識が技術を習得することもできますし、様々な人に会う習慣があれば、人間関係の構築が上手になると思いますので、新しい環境にも飛び込んでいけるでしょう。また、運動の習慣があれば、肉体的な力を必要とする職にも対応できます。

イエス・キリストと歩む人生100年時代

もちろん、お金を増やしてくれる金融投資の有形財産も大切かと思いますが、それよりも、人間関係や金の卵を生み出してくれる自分というスキルのほうが最も大切だと思います。さらに、クリスチャンの場合は、地上で、イエス・キリストと共に歩む時間が長くなります。最終的にはクリスチャンは天の故郷に帰るので、それを望みつつ、人生100年を悲観的にならずに希望を持っていきたいと思います。