1281_初めてAIで生成された画像を商用利用した

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AIでコンテンツ生成

先日初めて仕事でAIでコンテンツ生成して商用利用するということをしました。それは、お客さんにイメージ写真を出してほしいとずっと依頼していたのですが、1か月経過していい写真が見つからないから、僕のほうで用意してくれとなったからです。

こうなった場合、サイトから見つけるか、自分で合成してうまいことつくるかの二択です。

前者は有料の商用利用可能な画像だと数万円する場合が多いですし、無料だとやはり無料のクオリティーであるどころか、クリエイティブ界隈だと「この画像は無料のあそこのサイトの画像だな」とすぐばれてしまいます。一方、後者は時間がかかりすぎてしまいます。

Adobeのfirefly

そこでAdobeのfireflyというサービスを使ってみました。これは2023年に正式に生成したものを商用利用することが認められているため安心して使えると思いました。

Adobe ExpressでAdobe Fireflyの生成AI機能が商用利用可能に

ただ問題はイメージ通りのAIっぽくない画像が生成できるかです。お客さんの要望に近いプロンプトを入力して試行錯誤していくと、かなり自然でイメージに近い写真が生成できました。時間は10分ほどです。そしてお客さんに商用利用可能なAIで生成したことを伝えて確認したところ「ええすね!」となり、AI画像を正式に商用利用することになりました。

著作権周りの問題も解決してきている

AIによる画像生成は昨年から話題になっていましたが、僕の中ではあくまでもアイディア出しとして使うもので、商用利用となると抵抗がありました。しかし、Adobeしかり、ここ最近では著作権周りの問題も解決してきているようです。先日もJRの広告募集で「これはAIで生成された絵画です。」のような注意書きが記載されていましたが、普通に使われているようです。

もちろん、マクドナルドなど企業によってはAI画像を使うことで炎上しているケースもあります。しかし、AI生成だとわからない雰囲気のものをうまくプロンプトを駆使して生成できるのであれば、これはありだなと思いました。

使うべきか?使わないべきか?

僕はAIに対してずっといいイメージを持っていません。それは僕が性悪説に立っているからです。罪深い人間がAIを手にしてもろくな使い方をしないだろうと悲観的になっているからです。戦争利用などがその最たる例です。

しかし、実務では確かに圧倒的に時間短縮できるツールでもあります。AIを評価しつつも、実務においても、今回は使うべきか?使わないべきか?の判断は常に忘れないようにしようと思いました。

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