教会という組織
生まれてこのかたずっと教会に所属しています。これまでの人生で教会に行っていなかった期間はおそらく中国に行って地下教会がなかなか見つからなかった半年くらいの期間だけだと思います。中学時代、日曜日にクラブ活動があり、教会に行けない場合も第二礼拝という枠で夜に参加していました。なので、僕にとって教会はすごく身近なところです。
身近に感じるからこそこの地上で教会ほど不思議な組織はないと思っています。年齢も趣味も政治思想も全く異なった人たちが「魂が贖われた者」という共通点だけで主の前に集まり、さらに一つになろうとするのです。この地上のグループはおおよそ似た者同士が集まることが多いです。だから、似たところで一つになることができます。音楽が好きなら一緒にライブもできるし、ライブにもいけます。お笑いが好きだったらその話題で話をすることができます。
霊的なレイヤーで繋がる
もちろん、教会内にもそういった共通点をもっている人がいるかもしれませんが、教会では決してそういった共通点で繋がるわけではありません。たとえ全く血肉のつながりがなくても、うまの合わない人がいたとしても、神の家族として繋がっているのです。それはこの身体や心のレイヤーではなく、魂の霊的な上位レイヤーで聖霊によってつながっているのです。
僕は教会の醍醐味はこういった年齢も趣味も政治思想も全く違う人たちが主のために主にあって一つになることなのだと最近気づきました。もちろん、一つになることは容易ではありません。自分の自我があり、自分が正しいと思う考えがあり、なかなか一つになれないのです。しかし、これまで所属した教会で体験させていただいたことは、もし一致するならば、天国にいるかのような喜びが心に溢れるということです。
教会があったからこそ
最近強く感じることは、教会で多くの人に出会うことができたのはとても感謝なことだということです。教会があったからこそ、教会に行っていたからこそ、また誰かが救われてそこにいたからこそ、そういった人と出会うことができたのです。それは一期一会で、本当に奇跡のように思います。教会に所属していたからこそ、霊のレイヤーにおいて、全く別の世代の人と知り合い関係を持つことができているのです。
人は出会いで決まると言いますが、教会での出会いは、第一にイエス様との出会いが人生を変え、さらに教会の方たちの出会いによって人生が豊かになります。