1729_終電逃して1時間半歩いて帰った意思決定をした理由

忘年会

先日パートナー企業との忘年会がありました。忘年会があったお店はダーツをやカラオケができるスポーツバーで異様な盛り上がりを見せていました。僕はお酒は一切飲まないので、ずっとしらふだったのですが、とても楽しく過ごすことができました。

みんながテキーラグラスを数杯一気飲みしたあたりから落ち着いてきてようやく「かえろう」となりました。その時はすでに終電はなくなっており深夜3時半頃でした。他府県に帰る人は乗り合いでタクシーに乗って帰りましたが僕はお酒も飲んでいなくて元気だったのでどうしようかと考えました。

徒歩2時間

始発を調べると朝5時10分です。そして、Googleマップで調べると家まで徒歩2時間と出ました。始発までどこまで時間をつぶすのも面白くないので歩いて帰ることにしました。その意思決定をしたのにはいくつか理由があります。

一つは、僕自身がこの街について全然詳しくなかったので一度歩いて「自分のマップ」を広げたいと思ったからです。この地に引っ越してきてから、ずっと家と会社と教会しか行き来していなかったので土地勘が全くなかったのです。自分の足であるけばドラクエでマップが広がるように世界が広がると思ったからです。

中二病独特の独占欲

二つ目は、ただの中二病です。同じ街並みでも深夜になると景色が全く変わります。それを見るのが楽しいのです。また人はほとんど誰もいないので「今この世界は自分だけのものだ」という一種の中二病独特の独占欲みたいなものが満たされるのです。

三つ目はタクシー代の節約にもなります。すでにダーツで負けてお金を払っていたので帰りのタクシー代で数千円を失うのが惜しいと思いました。

普通はLOOPを使うよう

そんなことで突如訪れたおっさんの夜の散歩が始まります。最初は誰もいない商店街や道路を歩くことに喜びを見出しましたが、次第に本当に歩いて家に帰れるのか不安にもなってきました。たまに見かける終電を逃したと思われる人はみんなLOOPと呼ばれるシェアリングサービスを使って移動していました。

シェアリングポイントを見つける度に「乗ろうかなぁ」という誘惑にかられましたが、なんとか耐えました。そして、早歩きでなんと1時間30分のタイムで5時過ぎに家に到着することができました。

飲まなければ夜の散歩を楽しむことができる

お酒を飲むと千鳥足になるので、歩いて家に帰る選択肢はないと思いますが、飲まなければ夜の散歩を楽しむことができます。とても感謝だと思いました。

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