1198_小学生が全速力で息子にぶつかってきた時に思ったこと

室内で遊べる施設

先日こどもを室内で遊べる施設に連れていきました。そこでは0歳から12歳までの子供が自由に遊べる遊具がたくさんあります。体を使って遊ぶ遊具だとボールプール、ジャングルジム、サーキット、トランポリン、サイバーボールなどがあります。その他、積み木やおままごとセット、車、お着換えのセットなどもあるので、わちゃわちゃせずに静かに遊ぶこともできます。

ただ行ってみて圧倒されました。当日は休日でもあったためか、施設内の密度が非常に高くスムーズな移動すらままならないほどでした。特に小学6年生までの子供も同じエリアにいるので、全速力で走っているこどももいてこれは危ないと思っていました。

エアートランポリンでの事故

最初のほうは、2歳の子供様子を見ながらボールプールで埋もれてみたり、ジャングルジムで遊んだり滑り台をしたりしていました。しばらくすると慣れてきたのかエアートランポリンのエリアに興味を持ち始めました。それは横幅3メートル、縦幅20メートルほどあるかなり大きなエアートランポリンです。

特に年齢制限がないので、こどもをそこに連れて行ってジャンプをするなり歩いたりしていました。すると、小学生高学年くらいと思われる男の子が20メートルの縦幅を全速力で走っていて、自分の子供に激しくぶつかったのです。

内心の怒り

すぐに子供を抱きかかえに行きましたが、衝突が痛かったのか大声で泣き叫んでいました。ぶつかった男の子はどこ吹く風でささっと走っていきました。とりあえず、歯が折れてないか、他に痛みを覚えていそうなところはないか等確認して祈りました。幸い、外傷はなくすぐに泣き止みました。ただトランポリンのエリアが怖くなったのかそこからすぐに離れていきました。

僕は情けないながら、内心かなり怒りを覚えてしまいました。全速力で走って謝りもせず去った子供、それを見ていた親、施設のルールなど、正直あり得ないと思いました。二度とこんなところに連れてくるかと思ってその施設を去りました。

怒りを通り越して思ったこと

しかし、僕の心には別の思いがありました。それは人間的な解釈かもしれませんが、天の父の思いに関してです。きっと多くの親は自分の子供が怪我をさせられたり、不当に扱われたりすることがゆるせないでしょう。それは子供を愛しているからです。

しかし、天の父はこんなどうでもいいような罪びとである僕たちを救うために、愛する子が肉体的にも精神的にも霊的にも傷つけられ、痛めつけられ、捨てられることを忍ばれたのです。それこそ天の父の愛です。

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。
ヨハネ3:16

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