1110_ドル円レートで153円をいよいよ突破

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紀伊国屋書店に寄って

先日久しぶりに会社帰りに本屋に寄りました。本屋大賞を受賞した本がずらっとならんでいましたが、そこを通り過ぎてまずは新書を見に行きました。「スマホ脳」を書いたアンデシュ・ハンセンの新しい「メンタル脳」という本があったので、買おうかと思いましたが、ざっと見たところ、これまでのシリーズ(「スマホ脳」「運動脳」、「ストレス脳」)と同じようなことが書いてあるようでした。

完全に日本の出版社が儲かるから次々続編を書いてくれと依頼した感じだなと思いながら「メンタル脳」の本は棚に戻しました。

人々が関心を持っているテーマ

次は上の階に上がって特集されている本を見ました。特集されているキーワードは「アメリカ、ロシア、中国、ウクライナ、投資、NISA、インフレ」などだったように思います。

もちろん、人は自分の見ようとするものだけを見ようとする性質があるので、これらは僕の関心があるものを表しているだけかもしれません。

しかし、目に入ったということとはこれらが売れ筋のテーマであり、かつ人々が関心を寄せているものであるということがわかります。

インフレを知らない世代

いくつか買いたい本があったのですが、先日は元日本銀行政策委員会審議委員の水野 温氏氏が書いた「複合インフレの罠 大規模金融緩和の誤算」を買いました。

コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻以降、生活の隅々でインフレを目の当たりにしています。僕は86年生まれなので、バブル崩壊後の失われた30年をずっと生きてきたので、デフレしか知らない世代です。

インフレとはどういうものなのか?何が原因なのか?またこのインフレは序章に過ぎないものなのか?などがとても気になっていたので、この本を買いました。

インフレの影があらゆるところに

政策を見ると、電気代とガス代の補助は5月からなくなります。幸いガソリンの補助は4月終了から延期され今年の夏くらいまでは続くようです。おそらくこれからもっと物価やサービスの値上げの波が襲ってくるのだと予測しています。

アメリカでは早期利下げ観測が弱まり、粘っこいインフレへの対応に苦慮しているように見えます。日米の金利差が広がる中、ドル買い円売り傾向で今日はドル円レートで153円をいよいよ突破してしまいました。多くを輸入に頼る日本の物価がこれから上がることは避けられないと感じました。

じゃあ自分には何ができるのでしょうか。一つは自分の日々の仕事の生産性を上げることによって円の価値を0.0000000000000000001くらいは上げられるかもしれません。

もう一つは家計をより筋肉質にすることです。無駄を省くために今はお昼ご飯は自分でおにぎりを握ってもっていきますが、節約できるところは節約していこうと思っています。

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