1352_2歳の子供と二人っきりで他府県へ移動して感じたこと

イエス様含めての3人での外出

先日は2歳の子供と二人で初めて電車で他府県へ遊びに行きました。想定される外出時間が5時間ほどなので僕にとっては大冒険だったこともあり、出発する前に子供と一緒にお祈りしてから出発しました。厳密に言えば、イエス様含めての3人での外出です。道中も滞在も守られてとても楽しい時間を過ごすことができました。

ただ何のトラブルがなかったというわけではなく、行きの電車は15分ほどの遅延が発生したり、施設内で予約した時間の切符を買ったのに子供が頑なに拒否をして乗り物に乗れない等のイベントは発生したのですが、それもいい思い出となりました。

電車に乗ってわかったこと

今回初めて自分が2歳の子供を連れて電車に乗ってわかったことがいくつか多くありました。

一つ目は男性にとっても14kgの子供を抱っこして30分間、すし詰め状態の電車に揺られながら乗るのはかなりきついということでした。僕は今まで子連れの女性なら席を譲るべきで男性は大丈夫だと思っていました。しかし、自分が当事者になると苦行レベルできついということがわかりました。普通に考えたら、スーパーに売っている10kgと5kgの米袋を抱きかかえて30分立ち続けるようなものです。

またリュックサックもあり、それを外して地面に置いているので、乗車下車のタイミングでそれを再び持つ等の手間もなかなか面倒を感じました。

おばちゃんの声

僕は筋トレしているわりには体力がないので、行きの電車でHPがだいぶ削られたので、帰りは新幹線で帰ろうかとさえ思いました。しかし、嫁さんはいつも普通の電車で頑張ってくれているので、自分だけ甘えるわけには行きません。また帰りもまた苦行を覚悟で電車に乗りました。

すると、子供が疲れ果てて抱っこしながら寝てしまったのです。頭の位置を落ち着かせることが難しくて、これはいよいよ30分耐えられるかどうが不安になってきました。すると後ろのほうで「子ども寝てるし、かわいそうやし、譲る」というおばちゃんの声が聞こえてきました。

公共の空間で子連れの親は精神的なストレスにさらされている

僕は感謝を述べて、おばちゃんのお声がけに甘えて座らせて頂きました。すると、近くにいた女性がおばちゃんに席を譲ったので、おばちゃんと一緒に座れました。その女性にも感謝しました。おばちゃんが「よく寝る子だね」と言って話しかけてくださって僕は少し涙が出そうになりました。

なぜなら公共の空間で子連れの親は精神的なストレスにさらされているからです。これが2つ目に学んだことです。子連れで電車に乗ると状況によってはそれを嫌がる乗客も確かにいます。極端な場合は、視線や態度であらわされます。と書きつつも僕自身も周りへの配慮や気づきが足らず迷惑をかけてしまっている場合もあります。

たった一人でも受け入れてくれている人がいる

しかし、その空間にたった一人でも受け入れてくれている人がいるということがわかるだけで緊張感から解き放たれるのを感じたのです。今後は男性で子連れの人がいたら絶対に席を譲ろうと思いました。改めて体験してみないとなかなか相手の立場に立つのは難しいと思わされました。

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