年末の大掃除
恒例の年末の大掃除をしました。毎年お風呂が僕の担当になっています。僕は掃除は好きなほうですが、正直大掃除はそれほど好きではありません。その理由として、僕の基本マインドに「見えるところだけ綺麗になっていればよい」という態度があるからです。しかし、そんな屁理屈を嫁さんにこねるわけにはいきません。
そもそも、大掃除の目的とは普段できない見えないところを綺麗にすることです。嫁さんはそそくさと数日前から少しずつ網戸やエアコンなどの掃除をしていたので、なかば急かされるようにして大掃除を始めました。
昨年は60点
昨年は掃除が終わったあとに嫁さんに「何点?」と聞いたら80点とかえってきました。僕が厳しめにゆってと言ったら60点とかなり現実的なラインの評価が下されました。そのためか今年は特別な薬液と方法が提供されました。
まず薬液ですが、普段はマジックリン的なやつで掃除をしていますが、今回は「頑固なバス汚れを強力分解!さらにカビが生えにくくなる ウルトラハードクリーナー バス用 防カビプラス」が支給されました。方法としては、鏡の白い汚れ?水鱗?を除去する方法として、サランラップを使った方法を伝授されました。
お風呂場にある椅子
2時間ほどかけて掃除をしたのですが、鏡の水鱗以外はかなり綺麗になったと思いました。鏡の水鱗は薬液を塗布してサランラップで密着させる工程を2回、その後、スポンジで擦る作業をしたのですが、完全にはきれいになりませんでした。以前テレビでも紹介されていたのですが、この工程はどうも5回くらいしないといけないらしいです。
その他で最も苦戦したのが、お風呂場にある椅子でした。椅子の表面に垢が薄く塗りつけたチョコレートのように付着しているのです。こればっかりはウルトラハードクリーナーを塗布して擦っても落ちません。そこでヘラを持ってきました。
ヘラを使うと、チョコレートをゴリゴリ削るが如く綺麗に落ちていきます。すごく気持ちよかったです。垢が削り落ちると真っ白な表面が出てきます。僕はこれだと思いました。
見逃してしまいそうな心の中にある緩みや汚れ
垢とは日常での汚れです。日々生きる中で垢が発生しそれが椅子に付着します。日常の垢ほどが最も厄介なのです。それは信仰生活も同じだと思ったのです。日々犯してしまう、ともすれば見逃してしまいそうな心の中にある緩みや汚れこそが放置してしまうとこべりついてなかなか落とせなくなってしまうのです。
霊的な日常の汚れに対する方法は二つです。一つは日々キリストの十字架に立ち返って悔い改めること。もう一つは今回の大掃除のように時間を天引きして自分の内面をチェックする時間をもうけるということです。