0643_これからの世界

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これからの世界

今日は少し悲観的なことを書こうと思います。個人的な予測として、これから世界経済はより混沌とした状態になると思っています。先日もドイツでクーデターを起こそうとしていたグループが逮捕されました。彼らは現在のドイツ政府がダークステートによって支配されており、そこから解放しないといけないという使命があったようです。リーダーは元貴族のハインリヒ13世でその他には元軍人が多数いたようです。

さらに、誰も予測しなかったパンデミックが起こってから既に3年経過し、さらにロシアがウクライナに侵攻してからもうすぐ1年が経過します。その影響は特定の業界だけでなく既に各家庭にも及んでいるのですが、今後数年でその影響がより強烈に大きくなると思っています。その理由を3つ書きたいと思います。

一つ目の理由

ロシアのウクライナ侵攻によって完全に世界は変わってしまいました。これまで第二次世界大戦後、多くの先進国は平和を享受し、国家予算は経済成長や社会福祉の充実に充てられてきました。ただこれからは、経済成長一辺倒ではなくて、防衛にも国家予算を十分に積まないといけない状況になったのです。

日本でもすでに防衛費をGDPの2%程度に上げるべく、国債の発行だけでなく増税も議論されています。多くの国で緊張が高まっており、生活の質を上げる経済成長よりも国を守るというほうに舵を切らざるをえなくなっています。

二つ目の理由

経済活動におけるスパイクはいつも産業革命によって起こってきました。僕個人の考えでは1990年後半に起きたIT革命からそれほど何も変わってないと思っています。当時から車はあったし、パソコンもありました。今持っているスマホやAIを駆使したものはその革命の延長線上にあるものです。もちろん便利にはなりましたが、それが画期的かどうか?と聞かれると革命ではないと思います。

また先進国は、安い賃金や安い資源を求めて新天地に進出することによって莫大な利益を上げ続けてきました。新天地は主に南半球の国です。南米、中国、東南アジア、そしてアフリカへと拡大してきましたが、次はどこになるのでしょうか。今は、メタバースというWeb3という別の新天地に資源を求めているように思います。僕はメタバースが当たり前になる世界はこないと思っています。それは資源を求めた続けた結果の苦肉の策だと思っています。

三つ目の理由

日本経済は短期的には、これまで続けてきた金融緩和の副作用やコロナ禍で実施したゼロゼロ融資の悪影響がこれから数年で出てくると思います。長期的には少子化や労働力不足による国力の低下が「既に起きた未来」になっています。

だから、商業主義的な楽観主義や広告は無視しないといけないと思います。過去数十年が良かったから、これからもうなぎ上りでよくなると思ってはいけません。「上がるものは下がる」という原則があります。これまで下がってこなかったからこそ、これから下がる可能性があると思うのです。

そんな時だからこそ、目に見えない永遠に変わらないものだけを信じて生きていきたいと思います。

おっさん
■上がったものは必ず下がる。その逆もしかり。

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