嫁さんの弟の会社
来年から嫁さんの弟が僕の会社にエンジニアとして入社することが決まりました。彼はもともと今年の新卒でエンジニア派遣の会社に入社したのですが、その会社が嫌になったらしく転職したがっていたのです。以前なら石の上にも3年と言われていたかもしれませんが、今は「タイパ」を考えて、無駄な時間を減らして早急に転職するのが王道のようです。
彼の話を聞いていると確かにすごい会社でした。その会社は内定が決まってから入社まで毎月2回ほど会社に行って研修を受けないといけないのです。交通費だけ支給されますが、1日拘束分の給料はもちろんでません。その時点で、もうすでにこの会社やばいかもとは感じていたようです。
朝礼での声量
そして、今年の4月に入社後、さらに大変な会社だということがわかります。まず、社長が割とセンシティブな内容の陰謀論を堂々と全社員に向けて話をするそうです。さらに、朝礼の担当者は声が90デシベル以上でないと怒られるそうです。デシベルを計測する機械があり新入社員も朝礼の担当にあたったらもれなくデシベルを計測されるとのことでした。
そういった話は漫画の世界だけかと思っていたのですが、実際にあるようで驚きました。また、入社後も毎月2回は土曜日に出勤する必要があり、それも勉強会という名目なので給料は支払われないそうです。残業分もお金としては至急されず、8時間残業したら代休が取れるだけとのことでした。
誘ってみた
僕自身確かにそんな会社にはいないほうがいいと思いました。幸い僕が所属している会社がエンジニア採用に動いていたので、社長に相談したところ、ぜひ採用を検討したいとなりました。そして、先日来社してもらい面接をしプログラミングのテストをした結果、晴れて僕がいる会社への入社が決まったのです。
彼も1月末でやめることをすでに上司に伝えたようで、2月から僕と同じ会社で働くことになります。自分がいる会社に身内がいるのはどうかなとも思いましたが、まぁ信頼関係もあってお互い会社でもプライベートでも裏表がないので、大丈夫だと思いました。
リスクもあるが
唯一のリスクといえば、万が一会社が倒産した時に身内が一気に2人失業してしまうということですが、まぁそれも大丈夫だろうと思っています。