CDNの障害
昨日、Cloud FlareというCDNのサービスに障害が発生し、同サービスを使っているWebサービスにアクセスできなくなりました。CDNとはコンテンツ配信を最適化するためのネットワークで、多くのWebサービスが導入しています。
CDNとは、例えば僕がニューヨークだけに売っているハンバーガーがとても好きだとして、そこまで飛行機に乗って買いに行くのは時間もお金もかかります。そこで、ニューヨークだけでなく、大阪や福岡や名古屋などにもそのハンバーガー屋を店舗展開して、同じハンバーガーをすぐに買いに行けるようにしたようなものです。
ユーザが遠くのサーバにアクセスしてレスポンスをもらうのは時間がかかるので、世界中の至る所に配置されているCDNにコンテンツを予めおいておいて、コンテンツ提供の高速化を図っています。
障害がもたらすもの
大阪のハンバーガー屋が閉店するとハンバーガーがすぐに買えなくなるのと同じようにCDNに障害が発生するとWebサービスが使えなくなります。昨日の障害では、翻訳ツールのDeepl、SNSのDiscord、メモサービスのNotion、お問合せサービスのZendeskなどがのきなみサービス停止になっていました。
特にDeeplが使えなかったインパクトはかなり大きいようで、Twitterを眺めていても英語の課題ができないとか、海外のエンジニアに業務依頼ができないとか、かなり実務に影響が出ていたようでした。実際にオフィスにいた同僚も翻訳がはかどらないと嘆いていました。
インターネットも物理的な存在
一見目に見えないインターネットという世界も、実際は物理的なサーバが存在していて、ちょっとしたサーバの設定ミスや災害などで障害が起こってしまいます。そうなると、日常生活や仕事に欠かせないWebサービスが使えなくなるので、非常に困ったものです。
CDNに限らず、今年は電力供給が危ぶまれていますが、電気こそ止まってしまえば、インターネットはおろか、あらゆる電子機器が使えなくなってしまいます。インフラというものは安定供給されることが前提にあります。今日は使えて、明日は使えないようであれば、インフラとしての役目が果たせなくなってしまいます。
霊的なネットワーク
人間が生きるために必要な魂の満たしは神様のところにあります。イエス様はこうおっしゃいました。
イエスは彼らに言われた、「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決してかわくことがない。
ヨハネ6:35
天の父とつながるネットワークはイエス様の十字架によって復旧しました。今は永遠に障害がおこることのないネットワークにより、神様と交わることができます。
■十字架で神様とのネットワークが復旧した人たちは永遠に神様と繋がることができる