自分事として
今日もAIのことを書きます。最近は、各種AIサービスに実際に課金して使っています。なぜなら、ニュースやYoutubeなどで見るだけでは、決して自分事にはできないからです。他人事としてただ「すごいな!」と思うだけではその変化は自分に対して何の影響も与えません。
自分事として手で触ってみることでわかることがあります。とは言いながらも、AIを駆使できたからとてどうなるか、今はわかりません。なぜなら、人間は水や食べ物がなければ生きてはいけませんが、AIはなくても生きていけるからです。
消費ではなく投資
そんなことを思いつつも、アラフォーのおっさんが必死にAIに取り組んでいます。取り組む中で気を付けていることがあります。それはできる限り身銭を切って有料の全開放されたプランを使うということです。
理由としては、無料では使える技術が限定的であり、技術やすごさを知ることはできないからです。また身銭を切ることで取り組みが本気になります。そうすると消費ではなく投資になります。
円安がボディブローのように効いてくる
AIに取り組む中でで思うことがあります。それは、使えるレベルのサービスのほとんどがアメリカの企業であるということです。いくつかのAIサービスに課金していますが、毎月だいたい20ドル~200ドルくらいかかっています。
ここで円安がボディブローのように効いてくるのです。アベノミクス前だと2,000円~20,000円くらいであったはずのコストが今では、3,000円~30,000円のコストになっているのです。
たとえ日本が素晴らしいAIサービスを作っても
つまり、円はドルに対して大幅に下落しているということです。僕が心配しているのは、このままアメリカの企業のサービスに縛られてドル換算でAI利用費用が年々上がっていくということです。
円安は百歩譲って仕方がないとしても、AIサービスを日本企業ができれば円で支払うことができるので為替リスクが低減できます。しかし、実際は、たとえ日本が素晴らしいAIサービスを作れたとしてもインフラはアメリカの企業にあるので、結局円安のインパクトは抑えられないと思っています。
関税の影響
そこに輪をかけてトランプ大統領の関税の影響が生活の隅々に出ています。同僚は関税でスマホが高くなるから今のうちに機種を変えておいたほうがいいと言っていました。
AIを駆使することでどうなるのか?これは現時点ではわかりません。しかし、歴史で学んだ産業革命などのことを考えると着手しておくにこしたことはないと思っています。