あっさり斬首刑
昨日に続き、バプテスマのヨハネの不可解な点の二つ目に続けます。それは、彼が獄中であっさり斬首刑で殺されてしまう点です。イエス様はバプテスマのヨハネを「女の産んだ者の中で、バプテスマのヨハネより大きい人物は起らなかった。」と評価しているにも関わらず、牢獄からの解放の奇跡などは起きなかったのです。
これは旧約聖書でライオンの穴から奇跡的に生還したダニエルや新約聖書で奇跡的に牢獄から解放されたペテロとは対比的です。僕はそのことがずっと理解できずにいました。
わたしは衰える
しかし、先日聖書を読んでいた時に思ったことがありました。彼はイエス様を見た時にこのように宣言しています。
ヨハネによる福音書 3:30
彼は必ず栄え、わたしは衰える。
彼のこの宣言はまさにそのとおりに成就したのです。彼はイエス様が栄える事だけ望んでいました。そして、自分が衰えることを厭わなかったのです。そうして、彼はついに衰えて斬首刑によって殺されてしまいました。僕は彼の徹底的なへりくだりと生きざまに心を打たれてしまいました。
彼よりは大きい
イエス様はバプテスマのヨハネに評価した上でこのようにも言っています。
マタイによる福音書 11:11
しかし、天国で最も小さい者も、彼よりは大きい。
何が大きいのでしょうか。これはキリストの救いに与る者たちの想像を絶する言葉に言い尽くせないほどの特権です。昨日は古い時代は聖霊は一時的にその人に臨んでいたと書きました。しかし、キリストの十字架の救いに与る者たちはもう二度と旧約の時代のように一時的に満たされるのではないということです。
つまり、この御言にあるとおりです。
エペソ人への手紙 1:13
あなたがたもまた、キリストにあって、真理の言葉、すなわち、あなたがたの救の福音を聞き、また、彼を信じた結果、約束された聖霊の証印をおされたのである。
証印とありますが、英語ではSealedと書かれており、封印、密封を意味します。つまり、聖霊が二度と離れることがないというがキリストの救いに与った者の特権なのです。
聖霊が密封されている
僕はこの御言のとおり聖霊が密封されていると信じています。それと同時に、何か主の働きをする時に聖霊の油注ぎが一時的に注がれることがあることも信じています。さらに、たとえ、自分の中に聖霊が密封されていたとしても自分がキリストと共に歩まない限りは封印された聖霊を悲しませてしまうということも信じています。そうしてそうする時に主の心や声がわからなくなってしまい、自分勝手に生きてしまう可能性があることも認めます。
バプテスマのヨハネの不可解な役割を見る時、僕は新約の驚くべき恵みの時代の切実さを本当に味わっているのか?と思わされました。













