教えてください
僕はこれまで神様に祈る時に「教えてください」という言葉をよく使っていました。例えば、「あなたの御心を教えてください」とか「語るべきことを教えてください」とや「すべきことを教えてください」などです。確かにこれまで神様は祈ったり聖書を読んでいる時に教えてくださいました。
すぐに教えてもらえる時もあれば、忍耐が必要な時もありました。しかし、どのような時でも神様は真実なお方で一番いい時に一番いい方法で教えてくださっていたと思います。
戒めてください
しかし、最近、祈りの中でこれまで欠けていたと思うことがありました。それは神様に祈る時に「戒めてください」という言葉を使うことです。もしかしたら多くの人は戒めてほしくないと思うのではないでしょうか。僕もその一人でした。それは、戒められるというのはどこか怖く、何か自分に嫌なことが降りかかったりするのではないかと思っていたからです。
しかし、今朝祈っていた時に自然とこの言葉がでました。その理由として、僕はいつでも心の中で罪を犯す可能性があることを自覚しているからでです。また、神様と同じ思いになって生きるためには必ず戒められることが必要だからです。
心を一つにするために
なぜなら、神様は聖なるお方だからです。そして、憐れみの心、喜びの心、慈しみの心にあふれているお方です。そのような方と心を一つになるためには、自分の中にある汚い思いは除去されなければなりません。
そしてその方法ただ一つ、悔い改めしかないのです。日々、主の前に出て悔い改めることが主と共に生きる秘訣です。しかし、もし悔い改めるべきことがあるのにそれを知らなかったらどうでしょう。自覚すらできないのです。
神の言葉は
だから「どうかわたしを戒めてください」と祈ることが大切だと思っています。聖書にはこのように書かれています。
聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。
テモテⅡ 3:16-17
神の言葉は教えてくださるだけでなく、戒め、正しく、義に導いてくださるものです。そして、そのような過程を通して精錬されたものがもっと神様のお役に立てるものになるんだと思いました。
