0089_「俺、イケるんじゃね?」の先にあるもの

世の中には原理原則と言われるものがあります。人間関係、処世術など、ビジネスから宗教の分野において共通している事項があります。例えば、「与えれば与えられる」や「自然の原則に従う」や「謙虚に生きる」といったものです。

「なんでもクレクレ」の精神で生きていると人はいずれ遠ざかっていきますし、打算的でなく、本当に善行をして人の役に立ちたいという気持ちから「与えると」、望んでなくても必ず帰ってきます。「情けは人のためにならず」も同じ本質です。

また、「ブログや並行輸入だけ!副業で毎月20万稼げます」とか「3週間聞くだけで英語が話せる」のような広告フレーズをよく目にしますが、そのようなうまい話はないと思っています。

ビジネスの類は、必ず先行者利益がありますし、既に成熟に向かっている分野で稼ごうと思うと人並み以上の努力をしなければ簡単には稼げません。ブログでアフィリエイト収入は、PVを稼げるコンセプトやキーワードは枯渇していますし、並行輸入では入念なリサーチに時間をかけたりしないと他店舗との差別化は難しいです。

英語学習も3週間で継続する習慣を身につけるのであれば、有効だと思いますが、たった3週間だけでは全く意味がありません。一夜漬けの勉強での内容を覚えていないのと同じになります。

仕事も勉強も「自然の原則(時間)」に合わせて、自分の強みを知って伸ばし続ける習慣を身につけて、時間を味方にして、適材適所でやっていくしかないと思っています。

あと、いちばんやっかいなのは、「俺、結構、イケるんじゃね?」からくる油断です。聖書にはこのように記載されています。

主を恐れることは知恵の教訓である、
謙遜は、栄誉に先だつ。
箴言15:33(口語訳)

何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。
ピリピ2:3(口語訳)

先日は、恥ずかしながら、仕事で油断してしまい、「俺、イケるんじゃね?」状態に突入し、見事に失敗してしまいました。仕事が与えられて、それに従事できることも神様の恵みのほかありません。どれだけ、業務を遂行する力があったとしても、高熱で寝込んでしまったら、業務はできません。

いつでも、どこでも、神様に感謝して、栄光をおかえししつつ、へりくだって日々歩みます。