0485_聖書は不思議な書物

聖書を読む体験

今朝は久しぶりに聖書をゆっくり読むことができました。聖書を読むと不思議な気持ちになります。何度も何度も読んでいて、つい読み流しそうになるのに、聖書を開いてページをめくっていくと自然と心が落ち着いてくるからです。

聖書は不思議な書物です。個人的にこれほど繰り返し読んでいる本は他にはありません。もちろん、時々読みたくなるな〜という本はあるのですが、せいぜい数年に一回くらいの程度です。聖書は、繰り返し読んでいるにもかかわらず、日常的に手が聖書に伸びるのです。

聖書の内容①

聖書は旧約聖書と新約聖書が一冊にまとまってはいますが、ジャンルは幅広いです。ざっとわけると、実話小説、詩集、自己啓発ものまで充実しています。具体的に言うと、イスラエルの歴史の物語、イエス様と弟子たちの言行録、イエス様のたとえ話、箴言や詩篇などがあります。

イスラエルの歴史は映画化されるほどなので、とてもドラマチックでスケールが大きいです。罪による人と神との断絶という神話的な設定から始まります。信仰によって旅路に出た、たった1人のアブラハムから広がったイスラエル民族の栄枯盛衰は神のご計画の壮大さと摂理を知ることができます。1回読んで知識として得られて終わりではなくて、霊的な栄養分は読む度に新しくなります。

聖書の内容②

福音書だと、弟子たちがイエス様に出会って、様々な奇跡を目の当たりにし、イエス様との対話があり、裏切りを経て、復活のイエス様との再開でとりあえず終わります。4福音書はほぼそれの繰り返しです。

さらに、大預言書と呼ばれている「イザヤ書」、「エレミヤ書」、「エゼキエル書」などは詩的な美しい神様の描写以外は、当時の近隣諸国に対する神様の裁きと変わらぬ愛が延々と書かれていて、正直読んでいてもぐっとくるものがないわけでもないですが、なぜか読みたくなるのです。

何度も何度も読んでいて、この先はこうなるとわかっていても文字面や知識から得られるものではない、何かが伝わってきます。

生けるまことの神

ヨハネによる福音書の「神は言であった」とあるとおり、聖書は神様の言葉です。誰かに直接会えばその人を感じることができるように、聖書を読む体験は、ただの読書体験ではなく、また過去の人物の思想に触れる体験でもなく、今、生きている神様に触れる体験ができます。

主のいつくしみは絶えることがなく、
そのあわれみは尽きることがない。
これは朝ごとに新しく、
あなたの真実は大きい。
哀歌3:22-33

おっさん
■主の恵みは日ごとに新しい

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