親子間に上下関係はない
子育てをする中で気をつけていることがあります。それは、親子間に上下関係はないということです。存在しているのは「役割」だけであって、それは上下関係ではありません。
時に親としての立場で振る舞う時に、あたかも親のほうが上のような見え方がするかもしれませんが、それはそう見えているだけです。実際は、親としての役割を果たしているだけにすぎません。
主が働かれているのを見る
実際、子育てをする中でそのように思います。まず知識においてですが、子どもは3歳になったばかりですが、電車の名前を覚えるのが得意です。僕よりも電車の名称を覚えています。
次に霊的側面においてです。霊的といえばこどもはまだまだ信仰がないから育ててやらないといけないと思いがちですが、実際はこどものほうが一歩上をいっている場合もあります。
たとえば、家庭内でこどもが自分から賛美を歌い出して家庭内が主の臨在に包まれることがあります。もしかしたら、彼は賛美とは思わずにただの歌として歌っているのかもしれません。しかし、僕はそこに主が働かれているのを見ます。
今の役割を精一杯全力で果たす
他にも僕はこどもから多くのことを学ばせてもらっています。たとえば、毎朝起きたら喜んで1日を始める姿が僕にはまぶしく見えます。僕は仕事があったり、家事があったり、やらないといけないことがあったり、しなければならないと思ってしまうことが多いです。
しかし、こどもは今日与えられた命をに感謝して喜んで1日を過ごそうとしているのです。もちろん、僕みたいなひねくれた人からしたら「3歳は仕事も勉強もしないから楽しいだけだ」と思うかもしれません。しかし、こどもは今の役割を精一杯全力で果たそうとしているのです。それに大人との違いはありません。
ないものばかり見ていないか
僕はどうでしょう。今自分に与えられている役割を果たすために全力を尽くしているでしょうか?またその役割が与えられていることに感謝しているでしょうか?役割を果たすために与えられているものを見ないで、ないものばかり見ていないでしょうか?この聖書の言葉が心に迫ります。
主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。
マタイ25:21