パワハラ
昨日、町長2名がパワハラやセクハラ疑惑で会見をしたようです。テレビで少しばかりどのようなパワハラがあったのかを見ましたが、人格を否定するような言動がありこれは辞任においこまれても仕方がないと思いました。
パワハラやセクハラは絶対に許されてはいけないものですが、確かに昭和的価値観の中で育った僕にとっては、こういったことが言われることはあり得ると思いました。
先輩からのパワハラ・セクハラは当たり前
僕自身中学から社会人になるまで、あらゆるパワハラを受けて育ってきました。最初の洗礼は中学校時代のクラブ活動です。比較的穏やかだと思って入ったバドミントン部では理不尽な出来事が多かったです。
先輩に「全員並べ」と言われて一人ひとり強烈なスマッシュでシャトルを当てられることなどは日常茶飯事でした。また直接書くのは控えますが、先輩による”成長期の過程をチェックされる”ことも当たり前でした。先輩の機嫌のいかんで様々なことをされるのです。高校生の時も体育の先生に風邪気味だから休みたいと言っても、休ませてもらえず走らさせることもありました。
言葉の暴力
社会人になってからはこのブログでも何度も書いてきましたが、冒頭で書いた町長が職員に言っていたような言葉はよく言われていました。
- 俺の小学校の息子のほうがお前よりできる
- 一回MRI取って脳みそチェックしてこい
- お前には何かあった時に助けてくれる友達なんかいないもんな
- 週末は実家に帰っておかあちゃんの美味しいまんま食べるんか
ファミレスで怒鳴られることもあり、周りの人が心配しのぞき込んでくるような有様でした。
原理原則がある
一つ言えることは、こういった環境にいる人はそれが当たり前だと思うようになるんですね。だから、その町役場で働いていた職員も「こういうもんだ」というあきらめがあったんだと思います。
しかし、この世界の原理原則は決してそういった人を野放しにしません。今回の町長が辞任に追い込まれたように、僕のかつての会社の上司も役職を落とされて今は役職なしになってしまったと聞いています。
自分は?
異質な環境に長くいるとそれが当たり前と思ってしまうことに恐怖を覚えますが、何よりも自分自身が裸の王様になっていないか?いや、逆に自分自身がパワハラのようなことをしていないのか?自問する機会となりました。