0923_この世界の行く末と今すべきこと

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食料に関して

僕自身はこの世界の先行きには割と悲観的な考えを持っています。食生活でいえば今は飽食の時代ですが、おそらく僕が生きている間に食べることに困る時代がくるんじゃないかと思っています。今の世界はこの地球が提供してくれている貴重な食糧資源を経済優先で浪費しているのが実情です。

毎日何万トンの食糧が廃棄されている一方で飢餓に苦しんでいる地域があります。もし、地球上のすべての食糧が正しく分配されれば誰も飢えることはないというのにです。それに対する自分ができる最も小さい行動は、必要な分だけ食べるということと食べ残しや食料の廃棄をしないということです。だから僕はしょっちゅう賞味期限の切れたものを食べています。

経済に関して

次に経済です。21世紀の経済成長は発展途上国の安価な労働力や技術革新などが継続的に提供されることが前提にありましたが、今や残されたフロンティアはあまり多いようには感じません。リアルにフロンティアがないので、ビットコインやメタバースやNFTなどのエコシステムを土台にデジタルな世界のフロンティアに活路を見出している分野もあります。

パソコンもスマートフォンも車も確かにマイナーアップデートくらいはあったと思いますが、10年前(2013年)とさほど変わっていないように思います。無理して革新的なものを創り出そうとしているだけで、実際はほとんどの人にとって目新しいものはないように感じています。VRのヘッドセットなどもそう思います。

次のフェーズに備える

フロンティアがなくなり、技術革新がなくなり、人口も減少し、資源も枯渇していくと、間違いなく経済は低成長のフェーズに入ります。その時に、今上昇し続けている株価なども軒並み暴落して、急騰する材料がないというような状況になるのではないかと思っています。さらに金融危機だけじゃなくて、不確定要素として戦争、紛争、自然災害などが襲ってくることもあり得ます。

「人のいく裏に 道あり 花の山」という言葉がありますが、国も会社もみんなこぞって右にならえとなっている時に一緒に右に向くのは非常に危険です。今のフェーズに焦って今すぐに行動するのではなくて、一旦冷静になって、次のフェーズに備えて今できることを粛々とすることが大切なんだと思っています。

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