注目されないといけないSNS
今は昔よりも便利になりました。その便利さを日々享受しているのですが、かといって、自分が若かった頃に今あるものがなくてよかったと思うことが多くあります。その一つはSNSです。X(旧Twitter)やInstagramやTikTokなど自分が中高生の時になくて本当に良かったと思ってます。
もしそんなものがあったら、ただでさえ低かった自尊心がきっと再起不能なまでに毀損されていたと思うのです。TikTokなどではいかに注目されるか?いかに再生回数を稼ぐか?いかに映えるか?などが重要視されます。
それによって自分の価値が決まることはないと頭ではわかっているにも関わらず、そういった考えに支配されてしまうのです。SNSの世界は妬みの感情とも親和性が高くネガティブな感情になりやすいです。
炎上系SNS
また、当時は友達と割と度を越した身内での悪ふざけをよくしていたので、もしかしたら、今でいう炎上案件にも巻き込まれていたのではないかとぞっとすることがあります。ここに書けないようなこともしていました。
今でも高校の友達と会うたびに、「俺らの時代にSNSがなくてよかったな。マジで炎上してデジタルタトゥー残すところだったわ」と話することがあります。
動画サイト
次になくてよかったと思うものが動画サイトです。Youtubeもそうですが、AmazonPrimeやNetflixなどはレンタルビデオ屋に仮に行く手間もなく、月額数百円~数千円たらずで魅力的なコンテンツが見放題です。
こういったコンテンツは確かにお得です。多く観れば観るほど1コンテンツあたりの価格や安くなります。多く観る人はほとんど実質1コンテンツあたり数十円とか数円で観れるのだと思います。しかし、金銭的にはお得でもほとんどお金よりも価値がある時間がものすごいスピードで溶けていくことが現実的に起こります。
結構時間を溶かした
僕はコロナの時期はまだAmazonPrimeを契約していたので、仕事が終わってはアマプラを観て時間を過ごしていたのですが、本当にもったいない時間を使い方をしてしまったと後悔しています。確かに見ている時は面白く楽しいのですが、あとに何も残らないのです。
むしろ、依存性と常習性があり夜遅くまで見てしまって、身体的にも精神的にもかなり疲労がたまっていたように感じます。もし、自分が中高生の時にそんなものが手にあったら、ただでさえ勉強していなかったのにもっと勉強もしていなかったと思います。
ネガティブおじさん
もちろん、そんな意志薄弱なのは僕だけであって今の中高生はそういったSNSや動画サイトとうまく付き合っているのかもしれません。なんでも影が暗いぶん、光の側面もあるので、うまく利用する人たちがより良い人生を送っていくのだと思います。そういう意味では僕はもうネガティブおじさんになってしまったのかもしれません。