0715_29歳で手取り11万

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自分に釣り合わない給料

僕は謙遜でいうのではなくて、本当に無能で社会不適合者です。ただ、たまたま雇用主が僕に価値を見出してくれたおかげで、社会生活を送らせて頂き、自分の能力には釣り合わない給料をもらってしまっています。

僕が中国から帰ってきたころは29歳で、時給800円で働いていました。単純にフルコミットで20日働いても額面で128,000円でそこから天引きされます。当時は中国から帰って来たばかりだったので、天引きが2万円くらいでした。ですので、11万円くらいが僕の手取りでした。

なぜこんな無能な人に今では釣り合わない給料が与えられるのでしょうか。それは神様の憐れみのほかないとしか言いようがありません。僕が頑張ったからじゃなくて、神の一方的な憐れみの結果なのです。しかし、理屈もあります。その理屈の上に神様がこの雇用主と出会わせてくださったのです。

彼らは自分のつるぎによって国を獲たのでなく、
また自分の腕によって勝利を得たのでもありません。
ただあなたの右の手、あなたの腕、
あなたのみ顔の光によるのでした。
あなたが彼らを恵まれたからです。
詩篇44:3

その理屈とは

まず、仕事の報酬は絶対的なものじゃありません。必ずしも能力が高い人や高いスキルを持っている人が高収入とは限りません。また必ずしも学歴に比例して報酬が高くなるとは限りません。さらに言えば、必ずしも仕事のしんどさが報酬の高さに比例するわけでもありません。

報酬の高さは需給ギャップの差できまります。ある労働者の能力を雇用者が喉から手が出るほどほしいのであれば、雇用者は高い報酬を払ってでもその労働者を雇おうとするでしょう。たとえ、その労働者がその能力を身に着けるのに大した時間をかけてなかったとしても、「雇用者がそう思えば」高い報酬になるのです。

ですので、お金を稼ごうと思うなら、供給が少ないところを選択したほうがよさそうです。そのほうが需給ギャップが大きく報酬が高くなる可能性が高いからです。

一期一会の出会いで決まる

さらに、その需給ギャップというのが必ずしも客観的なものでないというのも事実です。例えば同じ労働者であったとしても、雇用者Aにとっては無能だと思え、雇用者Bにとっては価値があると思う場合があるからです。つまり、需給ギャップはマーケットによって決まる客観的なものと主観的なものがあると思います。

主観的なものに関しては、考え方、思想、カルチャー、容姿、性格など労働者と雇用者で一致すればより需給ギャップが大きくなります。さらにメインスキル以外でサブスキルに価値を見出してもらえればさらに需給ギャップが大きくなります。こういった主観によるギャップを大きくしたい場合、ほとんど人との出会いで決まってしまうので、本当に不思議なものです。

おっさん
■誰に出会うかを支配しているのは神様

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