秋のランニング
秋になるとどうしてもランニングがしたくなります。それは、エモい風をこの身に受けて感傷的になったり内省する時間が心を豊かにしてくれるからです。ランニングというきっかけがないとなかなか1人になってエモい風を受ける時間はありません。
ここ2年間は夏以外はランニングを日課にしていたのですが、日々の運動を筋トレに全振りしてから、ランニングをすると筋肉が落ちるという情報を見てからランニングに対してネガティブな感情をもつようになっていました。
ランニングすると筋肉落ちる
その情報を見たのは今年の5月頃ですでに気温も高くなっていたのでランニングはすでにお休みにしていました。夏はほぼ筋トレしかしていなかったのです。
筋トレには毎回1時間ほどの時間を取って、気分がのらなくても重い腰を上げて、重いものを持ち上げなければなりません。それでいて、微差の積み重ねで筋肉が少しづつついているという状況です。肉体的にも精神的にも負荷をかけつつ、なぜか筋トレをしているのです。数ヶ月前は本当にやめようかと悩んだ時がありました。
0895_2週間のブランクで2年続けた筋トレをやめるかどうか真剣に考えた
ランニングしても筋肉落ちない
それだけ時間もエネルギーもかけて取り組んでいるので、ランニングで筋肉が落ちるというのは許容できないことです。確かに多くの筋トレ系ユーチューバーがランニングなどの有酸素運動に反対しています。走るなら短距離で無酸素でやるべきというのが筋トレ系ユーチューバーの意見です。
僕はそれを信じていました。しかし、どうしてもランニングをしたいので、別の情報を探すことにしました。すると、別に週1回10キロくらいだったら、筋肉は落ちないという記事を見ました。その理由として、アメフトの選手もラグビーの選手も走っているが体がごついということでした。
同じ主張の記事をいくつか見ると、1週間に数回何十キロも走るとなると、脂肪を燃焼する時に筋肉も燃焼してしまう可能性があるが、数キロだったら問題がないとのことでした。
望む情報だけを信じる
今回のことを通して僕は思いました。結局人間は「自分が知りたい情報だけを探して自分が知りたい情報だけを入れる」性質があるということです。自分が望んでいる答えを提供してくれる情報源だけを自分に入れるということです。
正直、わずか数キロのランニングで筋肉が落ちるのか、落ちないのか、それは僕にはわかりません。おそらくユーチューバーも専門家もほとんどわかっていないんじゃないかと思います。なぜなら、まだ誰もなぜ筋肉がつくかというのは誰にもわかっていないからです。
とりあえず、僕は今は「数キロ走っても筋肉は落ちない」という自分が望む情報を信じようと思います。