歯科医院に行く
先日、約3年ぶりに歯医者に行きました。ずっとなんやかんやで先延ばしにしていたのですが、歯だと思い込んでいたのが実は歯石だとわかり急いで予約をしました。自転車で2分ほど行ける歯医者なのですが、近代的な4階建ての歯科医院で、ホテルのフロントを思わせるような絵画を大胆に取り入れた受付で驚きました。必要事項を入力し待っていると放送で、「○○様、エレベーターで2階にお上がりください」と案内が流れました。
2階に上がると、女性が待っていて、レントゲン室に案内されて、歯のレントゲンと取ってもらいました。レントゲンの部屋から出ると、歯科医師と思われる人が廊下にあるモニターですでに僕の歯のレントゲンを見て何やらカルテに記入しており、流れに一切の無駄が感じられません。
治療スペースに案内されるまでにぐるっと2階全体を回ったのですが、治療台が10台ほどあり、ほぼ満席で歯科医師が動き回っていて、これはすごい歯医者に来たと今更ながら気づきました。
最新の治療
そのまま治療台に座るとまず、虫歯があるか、歯茎の状態、歯のゆらぎなど口内のチェックが始まります。そのあとは、口内のカメラ撮影があって、歯のモデルさながらにパシャパシャ口内の写真を撮ってもらいました。
倒されていた治療台が上がると目の前のモニターにきったない自分の歯が複数映し出されていました。各写真をもとに状況説明があり、歯石だけでなく、治療しないといけない虫歯もあったようで、何回かにわけて治療をするとの丁寧な説明がありました。その日は、歯のクリーニングだけだったので、高圧洗浄みたいな機械で歯石などを除去してもらい治療はとりあえず完了しました。
意外なアンケート
無駄のない案内や最新の治療方法に確かに驚いたのですが、一番驚いたのは、最後にもらった名刺サイズのアンケートでした。項目は下記3つです。
- 治療の際、痛みはなかったですか?
- 先生の説明は十分でしたか?
- 先生の変更を希望しますか?
僕は古い人間なので、お医者さんのいうことは絶対で、何があっても言われるがままにやってもらう。みたいなマインドだったので、この3つの質問は非常に意外でした。歯の治療は痛みを我慢してやってもらい、よくわからなくても「うんうん」とうなずいて、その先生に全幅の信頼を寄せると思い込んでいたのです。
それが、なんと、患者が歯科医師の質を確認するような項目が並んでいたのです。患者というよりもお客様として扱ってもらっているからなんだと思いながらもいささかの違和感を感じながら、いい感じに回答しておきました。
教会はどうなんでしょうか?新来者に対してはお客様という態度は必要かもしれません。ただ、中堅も古株にとっても教会生活の満足度はたいせつなのかなぁと思いました〜