1445_20代の頃にドラッカーを読んだが当時はほとんど理解できなかった

時間からはじめよ

マネジメントの巨匠であるドラッカー氏は、まずは「時間からはじめよ」と言っています。タイムマネジメントがすべての土台であり、それなくして自分自身も周りもマネジメントすることはできないということだと思います。

僕は20代の頃にドラッカーにはまりました。しかし、残念ながら僕の理解力ではほとんど理解できませんでした。なによりもタイムマネジメントの必要性を当時は全く自覚できていなかったのです。だから、結構な本を読んだとしてもそれを全く自身の生活に落とし込むことはできていませんでした。

時間がない

しかし、状況が変わるにつれてタイムマネジメントの必要性を自覚するようになってきました。その大きな理由の一つは単純にやらなければならないことが多くなったからです。仕事と教会と自分の趣味くらいで生きていた時は比較的時間にゆとりがあり、困ることはなかったのです。

そこにさらに家庭や子育て、地域の活動などが入ってくると、いよいよ「時間がない」というような状況に追い込まれてきました。その時にようやくタイムマネジメントの必要性を自覚するに至りました。

早く着手

それからテクニック的に「先延ばしはしない」とか「今日やるべきことは今日やる」とか「即断、即決、即実行」などの言葉で自身を制御しつつ、少しづつ実践できるようになってきた気がしています。

たとえば、仕事以外で何かの資料を作らないといけない場合、どこかでその時間を5時間ほど捻出しなければなりません。仕事以外でまとまった5時間を捻出するのはなかなか難しいです。そもそも、資料作成自体が面白くないものなので、やる気も問題になります。しかし、早く着手しないと期日までの間、毎日「あーあれをやらないといけいない」というネガティブな感情に認知を奪われることにより生活の質が落ちてしまいます。

早く片付けておくにこしたことはない

だから、もしその必要性が出た時は、期日ぎりぎりに対応するのではなくて、その日中に対応するのを原則としています。それがたとえ深夜に至ったとしても、それによって認知がその日以降奪われなくなるのであればやるべきと思うようになりました。

もちろん、場合によっては期日ギリギリに調整したほうがいい者もありますが、総じて、「それを思うだけでなんだかネガティブな気持ちになる」といった性質のものは早く片付けておくにこしたことはないと思っています。

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