1019_信仰はアクティベートされる必要がある

アクティベートとは？

ほとんどのWebサービスやアプリでは会員登録する時にアクティベートという作業が必要になります。仮登録をしてアクティベートをすることで本登録が完了するというわけです。

メールアドレスで登録する場合は、入力したメールアドレスにURLが記載されたメールが送信され、そのURLを押下することでアクティベートが完了します。また電話番号ですとSMSなどで番号が送信されてそれを入力することで完了します。

活性化されて初めてサービスが使える

アクティベートは英語でactivatedで活性化するという意味があります。中国語では激活と記載し同じく活性化を意味します。つまり、仮登録の状態はまだ活性化されておらず不完全な状態であるということです。アクティベートの目的はそのメールアドレスや電話番号が本当に本人のものなのかを確認するものですが、それが証明されてようやく活性化されて、様々なサービスや機能が使えるようになります。

ですのでもしアクティベートしないならば、登録が完了したと思っていても実際は仮登録の状態で止まっており、本来享受できるサービスを楽しむことができないということです。

信仰もアクティベートが必要？！

僕はこれは信仰も同じだと思いました。もちろん、不完全な比喩表現ではあるのですが、理解を助ける比喩表現になると考えました。まず信仰は御言を信じるところから始まります。聖書にはこのようにあります。

なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである。
ローマ10:10

この御言のとおり、人は口で告白して救われます。この御言どおり確かに人は告白した時に救われます。これはそのとおりです。しかし、信仰はこれでは終わらないということです。

イエス様に出会うという体験

つまり、信仰が活性化するためには霊的な領域でイエス様に出会う必要があるということです。言い換えれば聖霊に満たされるということかもしれません。もし、この体験がなければ信仰は活性化されないと思っています。もし、信じて告白だけする段階で終わっているならばそれは確かに救われていますが、信仰生活の醍醐味を味わえていないと思っているのです。

もちろんこの理解には賛否両論があると思います。なぜなら信じた瞬間に聖霊に満たされるとおっしゃる方もいるからです。また、信じる前に先にイエス様に出会って活性化される方もいらっしゃいます。

御言を信じる時には聖霊が確かに働かれていると思いますが、満たされるとはまた別だと考えています。信仰がアクティベートされるためにはこの御言を信じて行動に移していくだけだと思います。