健全なクリスチャン生活
人間は、霊的な存在であり、身体をもつ肉的な存在でもあります。魂が人間の一番深いところにある以上、最優先事項は魂が恵まれていることになると思います。ただ一方で身体を持った存在でもあるので、身体や精神において恵まれることも重要だと思います。
たとえ魂が恵まれていたとしても、不摂生な生活をしたり、精神に悪影響を及ぼすコンテンツに触れていたりすると、やがては恵まれた魂にも影響を及ぼし、健全なクリスチャン生活とはいえない生活になってしまうことを自分自身経験してきました。
社会的な生き物
じゃあ、クリスチャン生活を送るには魂、精神、身体が健全であればいいのか?と言われるとまだ足りないと思います。人間は社会的な存在でもあるので、人と人との関わりが欠かせません。もちろん、もしかしたら、山にこもって1人で神様に向き合ってとりなしの祈りをするように召されたような方は違うのかもしれませんが、大部分の方は人の関わりの中で信仰生活を送るように召されていると思います。
特にクリスチャンは教会生活という独特の文化の中で生きており、聖書の特別な価値観で生きているので、なかなかクリスチャンじゃない一般の友人に信仰の悩みを打ち明けるのは難しいでしょう。ただ、本当に信頼できる友達であるならば、クリスチャンじゃない友人でもいいアドバイスがもらえたりします。
友人に信仰の悩みを話す
僕自身はノンクリスチャンの友人に信仰を送る中での葛藤や悩みを打ち明けて相談にのってもらったことが何度もあります。もちろん、聖書の価値観から外れるアドバイスもあるのですが、社会で生きる上での重要なアドバイスはたくさんもらってきました。僕の頑固な側面を打ち砕いてくれたり、新しい物事見方や視座を提供してもらったり、励ましてもらったりしました。
その友達いわく、一つの価値観の中で、一つの枠の中で葛藤している1人の人間を見るのがおもしろかったそうです。ですので、信仰生活に悩んでいる場合は、普段の信頼できる友人に話をしてみるのもいいと思います。
クリスチャンに信仰の悩みを話す
ただ一方で、教会の現状や実情に即したかたちで、適切なアドバイスをくれるのは同世代や先輩のクリスチャンだと思います。教会にはそれぞれの独特の文化があるので、やはり同じ教会内にいる人に相談したほうがいいアドバイスがもらえます。何よりも同じ信仰をもっているので、祈ってくれたり、日々の祈りに加えてくれたりもするので、心強いです。
もし、周りにそんな人はいない。という場合があれば、逆に年下の人の相談にのってあげたり、祈ってあげたりするのもいいかもしれません。
■特に同じ信仰をもったクリスチャンは大きな支えになるだろう