生活のインフラ
現代の生活インフラに欠かせないものの中に、電気・ガス・上下水道・インターネット回線がありますが、これまでの人生で特に災害時でもないにもかかわらず、最も苦しめられたのが上下水道です。
上水道でいうと、中国の北京にいた時は、真冬にお湯が急に氷水になって絶叫したこともありますし、日本でも、ボロアパートのシンク下から大量の水が溢れ、管理会社のクソ対応のせいで修理してもらうまで、2ヶ月かかったことがあります。その間はシャワーの水で洗い物をしていたので本当に面倒でした。
下水道でいうと、中国で韓国人と同居していた時に、僕の大便が流れず逆流してきて、言語に絶する光景を目の当たりにしました。しかも自分の大便の逆流を韓国人の同居人にも見られてしまい、穴があったら入りたい気持ちでした。日本でもボロアパートでトイレのタンクの水が溢れてきて水が流れっぱなしになったこともありました。
水回りはトラブルが多い
電気・ガス・インターネット回線などは、機能不全に陥ることはほとんど稀だと思います。ただし、水回りお悩みは割と多そうです。必ずポストには修理業者の磁石付きの広告が放り込まれていることからもわかります。
原因は水回りの配管などの経年劣化やメンテナンス(掃除や塩素系の薬液などでつまりを改善するなど)を怠っているところにもあると思います。ただし、トイレ、風呂場、シンクなどすべて、生活する上で発生する汚れや排泄物を処理してくれるところである以上、汚れた物を水で流すこと自体が原因であり、必然的に周りにカビ、サビ、つまりをもたらすのだと思います。
心の水回りのトラブル
人間の心にあるものが言葉を通して表現されるなら、心が汚ければ表出される言葉も汚いものになるでしょう。それは、必ずしも罵声や愚痴などだけでなく、内なる言語として自分の中に蓄積されるものです。心の中にある汚れ、ゴミ、細菌、不快物質などが溜まり続けると、水回りの配管がカビやサビでだめになってしまうように人間の心にもガタが来てしまうと思います。
キリストはこのようにおっしゃいました。
イエスは女に答えて言われた、「この水を飲む者はだれでも、またかわくであろう。しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう」。
ヨハネ4:13-14
イエス・キリストのもとには生ける水(Living Water)があります。さらに、永遠の命に至る水があります。たとえ、心の中が汚くなってしまっても、罪のないお方から流れる神の子キリストから流れ出る水で満たされるならば、心の汚れ、ゴミ、細菌、不快物質すべてが清められ、永遠の命に至る水が沸き起こってきます。
生活インフラに上下水道がかかせないように、キリストの生ける水も生活必需品?に加えたほうがいいかもしれません。
「だれでもかわく者は、わたしのところにきて飲むがよい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」。
ヨハネ7:37-38