0299_激走の時も、歩く時も、主が共に

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ランニング再開

昨年末に肉離れを起こしてから、3週間ランニングを控えていたのですが、先週の土曜日より再開しました。2回ほどランニングしていますが、すこぶる調子がいいので、また走り続けないように注意しないといけません。前回は数年振りのランニングにもかかわらず、1か月で合計40Km走ったので、かなりの負荷が膝やふくろはぎにかかっていたようでした。

今回再開してみて変わったことは、膝の感触が全く違うということです。かなり踏ん張れますし、膝をカバーするような走り方をしなくて済むので、バンビのように軽々と走ることができます。さらに、速度も以前は5分/Kmにこだわっていましたが、これを6分/Kmにするとかなり楽に走れることがわかりました。もともとせっかちな人間なので、速度が上がりがちなのですが、一定のペースで走り続けることも学びました。

人生の歩む時の速度

人生は旅だと言われていますが、ランニングと同じように自分に負荷をかけ続けて走り続けることは無理だと思います。激走する時もあると思いますが、自分のペースをみつけて、マイペースに走るほうが遠くまでいけると思います。もちろん、時には歩く時も必要でしょう。そして、休息も取りつつ、少しづつ、強くなっていく自分で人生を歩むのです。

個人的に、これまでの35年間の人生を振り返ってみるに、中国にいた3年間は激走状態でした。家にいる時間は寝る時間だけで、平日8:30から21:00までは学校の授業をして、帰宅すると翌日の授業の準備。さらに週末は教会の奉仕といった具合でした。それに輪をかけるように全く不必要な災難やトラブルが身に降りかかってきます。26歳の時に中国に行きましたが、本当にあの時に行っておいてよかったと思っています。

これまでも、これからも

帰国後は、一度日本のレールから外れてしまっていたので、新しい分野での挑戦が始まりました。平日昼間は仕事、帰ったら勉強、週末も教会の奉仕はかなり控えめにして、勉強ばかりをしていました。ランニングでいうと、自分のペースよりは少し早いかなと感じる速度だったと思います。そして、現在は完全に落ち着いてしまっていて、自分のペースで走り続けています。

よく知り合いから、「もう中国にはいかないの?」と聞かれますが、「もうないと思う」と答えています。旅行などで行くことはあるかもしれませんが、長期での滞在をするほどの気力は自分にはもうなさそうです。もちろん、もし、神様の導きがあり、もう一度、中国に行く機会が与えられれば、いつでも中国に行きます。

小さな僕の人生を大きな手の中で見守ってくださっているお方がいれば、激走の時も、歩く時も、いつでも平安があります。

主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。
エレミヤ29:11