僕の職場は3月下旬から在宅ワークになったので、1ヶ月以上が経過しました。関西の取引先に連絡したりすると、意外に出勤している会社が多いように感じました。例えば、時差出勤や車通勤などで、感染率リスクを抑えつつオフィスで働く人もいます。
僕はというと、1ヶ月試行錯誤しながら、山あり谷ありで在宅ワークに適応してきたので、緊急事態宣言が解除される前に出勤することは、今まで積み重ねてきた自粛の苦労が水泡に帰すような感じがしてしまって、なんとしてでも、緊急事態宣言が解除されるまでは在宅ワークで乗り切りたいと思いました。感染リスクは絶対に0にはならないので、ここに来て油断したくない気持ちがあります。
もちろん、たとえ、緊急事態宣言が解除されるまで、自粛日数を積み重ねても、なにか報酬があるわけではありません。しかし、オフィスで働きたいゆえにここにきて出勤してしまうのは、株式投資でいう損切りのような気もしてしまいます。
損切りとは、含み損が生じている投資商品を見切り売りして損失額を確定すること。
損切りすると、購入額よりも低い金額で利益が確定しますので、その時点で損です。その株が暴落し続ければ、株を手放した判断は正しかったことになりますが、もし、その株がその後、高騰した場合は、もっと損をしたことになります。そのまま所有していたら、手にしていた利益幅がもっと大きくなるからです。
信仰は長距離走です。終わりよければすべてよしなところもあります。キリストを信じて熱心であっても、様々な事情から信仰から離れてしまう場合もあります。もし、こんなもの信仰しても意味はない。何の意味もない。やーめた!っと損切りしてしまったら、永遠の命を信じるている以上、もっと損をすることになります。
信仰が長距離走である以上は、濃く短くよりは、薄く長くのほうがいいです。短期間に多くの株を持つのではなくて、少数の株を長期的に保有するのです。表現は適切ではないと思いますが、所有しているだけで配当もあります。神と共に歩む人生は山あれど、谷あれど、心に平安を与えてくださいます。
現在信仰している人は、損切りせずにそのまま神様に信頼するのが最善です。また、まだ信仰していない人も先行者利益がないから、今参入しても遅いと思う必要もありません。
なぜなら、聖書にはこのように書かれています。
このように、あとの者は先になり、先の者はあとになるであろう。
マタイ20:16(口語訳)
ですので、今からの参入(信仰)でも全く遅くありません!