0232_小坂忠さんの曲が無限ループで聴ける

フジロックの出演者

最近、久しぶりに小坂忠さんの曲にはまっています。小坂忠さんは様々なCMソングも手掛けたりしているプロのミュージシャンで、2010年のフジロックにも出演さています。2021年11月5日・6日には『松本隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト 風街オデッセイ2021』が日本武道館にて開催され、小坂忠さんは6日の《第二夜》に出演されたようです。ちょうど奥さんである高叡華さんとの結婚50周年記念日だったそうですが、高叡華さんは僕が2007年に北京に留学していた時、日本人教会に来てくださった記憶もあり思い入れがあります。

引用元:ja.wikipedia.org

そんな小坂忠さんは娘さんが重度の火傷から奇跡的に回復したことを機にクリスチャンになられたそうです。90年代のクリスチャンミュージックシーンを牽引し、今でもなお多くの教会で賛美されています。クリスチャンになってからもテレビ番組などでも取り上げられたりされている方です。特に90年代のキリスト教会に与えたインパクトは相当なものだったと思います。僕の家では家の中でも車の中でも小坂忠さんの賛美が流れていました。ですから、幼稚園から小学生低学年くらいまでは小坂忠さんの音楽で育てられたと言えるかもしれません。

イエスに抱かれて安らぐ友の姿

僕が一番好きな曲は「君は見るだろう」です。エモいアコースティックギターと透明感のある小坂忠さんの声が心にしみわたります。「君は見るだろう イエスに抱かれて 安らぐ友の姿 君を見つけて 走り寄る目に あふれて落ちる涙」のような内容は日本人が日本語で作詞しないと生まれてこないと思います。海外から輸入された曲にはなかなか見られません。

君は見るだろう 君を見つめて 微笑むイエスの顔を
君にのばした その手の平に 打たれた釘の跡を
その日は遠くない 灯をともしていよう
君は聞くだろう 苦しみの中で 君を助けた イエスの言葉

君は見るだろう イエスに抱かれて 安らぐ友の姿
君を見つけて 走り寄る目に あふれて落ちる涙

その日は遠くない 灯をともしていよう

君は聞くだろう 君を迎えて トランペットが 空に響くのを

引用元:mojim.com

小坂忠
君は聞くだろう

https://www.youtube.com/watch?v=FdDUK2YLmfk

日本人の賛美

2000年になってから、日本ではワーシップムーブメントが起こり、海外から輸入された曲が多く教会で歌われるようになりました。英語から日本語にうまく翻訳されている曲も多く、ストレートに歌う者の心を神様に向けさせる曲、霊的に祝福されている曲など非常に充実しています。ただし、海外の曲(K-POPなどを除く)が日本のJ-POPシーンであまり流行しないように、日本人の心の琴線に深く触れる、あるいは、日本人特有の心象風景などに強く入り込む曲はないような気がしています。その点、小坂忠さんの曲は前述した2点を深くとらえて離さないのです。そういう理由から今なお、日本のクリスチャンミュージック界でも不動の地位を得ているのだと思います。