アメリカでの長期金利上昇の影響を受けて、日本でも国債が売られ、金利が上昇する動きがみられました。それに伴い株価も一時1,200円と下落相場となりました。と思えば、今日の夕方の日銀の黒田総裁の発言を受けて長期金利はまた下がっています。
僕は資産運用していないのですが、つみたてNISAやiDeCoなどは注視しています。ただ、いろんな記事を読んでも必ず、「元本を失っても気にならない方におすすめ」と書いてあり、果たして、そんな人などいるものだろうかと思ってしまいます。
皆さん、老後などに向けてお金を増やしたいわけですから、そんな人はそもそもいないと思います。たとえ、暴落しても狼狽売りをせずに積み立てし続ける。安く買い続ければ上昇局面で一気に元がとれるどころか、大きなもうけがでるという理屈ですが、株価低迷状態が数年から数十年続く間に正常なメンタルを保てるのは本当にすごいことだと思います。
住宅ローンの変動金利か固定金利かもYoutubeなどで激しく議論されていますが、明日のこともわからないのに、あれこれ、議論しても意味がないと思います。ある程度の想定はできるかもしれませんが、これまで何度も何度も想定外を経験してくると人間の予測もあてになりません。
一寸先は闇なのです。しかし、今朝読んだ聖書箇所には面白い記事がありました。
主の手がわたしに臨み、主はわたしを主の霊に満たして出て行かせ、谷の中にわたしを置かれた。そこには骨が満ちていた。彼はわたしに谷の周囲を行きめぐらせた。見よ、谷の面には、はなはだ多くの骨があり、皆いたく枯れていた。彼はわたしに言われた、「人の子よ、これらの骨は、生き返ることができるのか」。
エゼキエル37:1-3(口語訳)
死んだ骨は生き返るか?の質問に対して、僕の答えはノーです。これまで死んだ骨が生き返ったことなど見たことがありませんし、自然法則として、死んだものは生き返らないからです。しかし、預言者エゼキエルはここで、「あなたはご存じです。」と答えました。
本当にそうです。これから金利はどうなるでしょうか?私の将来はどうなるでしょうか?私の仕事はどうなるでしょうか?将来の伴侶はどうなるでしょうか?
主なる神、あなたはご存じです。ですから、この世の知識に惑わされず、悩まず、思い煩わず、主の御手にゆだねる生き方が、どれほど幸いなことかを改めて教えられました。
あなたと生きる日々の幸いなことよ。