0139_ビットコインの乱高下と人生の山と谷

ビットコインが乱高下しているようです。先日テスラのイーロン・マスクがビットコインを約1,580億円分購入して高騰しましたが、本日、マイクロソフトのビル・ゲイツの発言を受けてか、暴落しています。僕自身は第一次仮想通貨バブルの際に、恥ずかしくも参入してしまい、まんまとイナゴになってしまった苦い教訓があり、今回は完全の蚊帳の外です。

日経平均もバブル以降の高値をつけており、老後2,000万円問題とコロナ禍で先行き不透明な時代に不安を抱いている者からすれば、なんとかして資産を増やしたい気持ちになるものだと思います。

つみたてとはいうけれど、元本保証のないNISAなど安全銘柄を謳っている金融商品が数多くありますが、一寸先は闇の現代で果たしてどこまで、信用して運用していいか疑いたくなったりもします。

上がるものは下がり、下がるものは上がる

一般投資家は、下がったときに狼狽売りをしない精神的な強さを持っている人、下がりっぱなしで一向に上がる気配がない、それでも手放さずに忍耐強く持ち続けられる人、投資したお金を忘れて放置できる人などがいずれくる上昇に乗って儲けることができるのでしょう。

神を信じる信仰生活も長距離マラソンのようなもので、山あり谷あり、喜びあり悲しみあり、成功あり試練ありで、天路歴程の物語のように様々なところを通らされることになります。ときには上昇気配のない谷の中のような歩みが長く続くこともあるかもしれません。

しかし、信仰生活が幸いなのは谷の中にイエス・キリストがともにおられて、彼とともに歩む道は「わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽い」というものです。イエス・キリストが十字架ですべての苦しみを背負ってくださったので、私達はそれをすべてお委ねして谷にあっても前進することができます。

ビットコインや株価の乱高下の中にあっても、嵐に飲まれようとする船に乗っている時であったとしても、「わたしだ。恐れることはない。」と主はおっしゃってくださいますから感謝です。