最近、仕事でアプリに携わるようになってゲームをする時間が大幅に増加しました。そのゲームはチームでバトルを行うもので、各キャラクターは下記のようなタイプをもっています。
- アタッカー:攻撃力が高く、主に攻撃を担当
- タンク:守備力が高く、主にチームメンバー全体の防御を担当
- サポーター:チーム全体にバフ効果を与えたりして、バトルを助ける
- ヒーラー:チームメンバーのHPを回復させる
チーム編成をする時はバランスが大切で、チームの特徴と戦術が決まります。アタッカーの人数を増やして攻撃重視にしたり、ヒーラーを増やしてチーム全体の持久力アップをすることもできます。
チーム編成はゲームの世界だけでなく、組織の世界でも同じです。スタートアップ企業だったら、メンバー全員が高い瞬発力をもったゲリラ的戦術を得意とする少数精鋭チームかもしれませんし、大手企業なら、事業部の○○課の○○チームと大きな枠の中で整然責務を遂行するエリートチームかもしれません。
自分の所属するチーム全体を見て、自分はそのチームでどういった役割を果たすべきかを考えるのは非常に有益です。
もちろん、チーム全体をマネジメントするのはリーダーや部長の役割ですが、運用面では、自分にできないことはAさんにサポートをお願いしたり、自分ができることはBさんをサポートしたりします。そして、それぞれの得意分野が最大限活かせればチーム全体の戦力が発揮できます。
情けは人のためにならずと言いますが、誰かをサポートしたら、また誰かが自分をサポートしてくれるものです。
福音宣教も同じように考えられると思います。聖書にはこのように書かれています。
そして、神は教会の中で、人々を立てて、第一に使徒、第二に預言者、第三に教師とし、次に力あるわざを行う者、次にいやしの賜物を持つ者、また補助者、管理者、種々の異言を語る者をおかれた。みんなが使徒だろうか。みんなが預言者だろうか。みんなが教師だろうか。みんなが力あるわざを行う者だろうか。みんながいやしの賜物を持っているのだろうか。みんなが異言を語るのだろうか。みんなが異言を解くのだろうか。だが、あなたがたは、更に大いなる賜物を得ようと熱心に努めなさい。そこで、わたしは最もすぐれた道をあなたがたに示そう。
コリントⅠ12:28-30(口語訳)
みんながアタッカー、みんながタンク、みんながヒーラーだったら、チームとしていびつになるでしょう。
聖書の言う通り、福音宣教のために、求めれば与えてくださる神に賜物を得ようと熱心に努めようと思います。