0119_1時間ほど電車に乗って感じたこと

時々、景色や匂いや音楽がトリガーになって自然と過去の景色や感情にアクセスされることがあります。ノスタルジックな気持ちになったり、感謝な気持ちが溢れたり、過去の辛かったことも今から思えば意味のある出来事であったなと思うことができます。

先日は約3ヶ月ぶりに1時間ほど電車に乗って、車窓から見える景色を見ながら様々なことに思いをはせました。ある駅では、新卒で入社した会社のことを思い出しました。1年におよぶ工場研修での出来事や職場の人々、また、営業部に配属されてからの日々が回想されました。

また、ある駅では、お世話になった牧師先生のことを思い出しました。数年前に天に召されたので今は会えませんが、中国から一時帰国する度にお食事にご招待頂いたり、中国にいる間もメールで連絡をしたり良き交わりの手を差し伸べてくださったことを思い出しました。

その他、友人や同僚など、今は連絡はとっていないけれど、元気にしているのかな?とか、当時のすごくバカな言動をしていた自分に恥ずかしさを感じたりしました。

電車に乗りながら強く意識したのは、時代の流れと変化が加速度的になっていることです。

まさに光陰矢の如しで、20歳から34歳まではあっという間に時間が経過しました。先日、久しぶりに地元に帰った時も10年前とは大きく景色が変わっているのに気がつきました。さらに、コロナ後では閉店する店舗が増えたり、人出が極端に減少していて、全く違う景色になっているのを目の当たりにしています。

2020年は1945年の戦後、または冷戦終結の1989年に匹敵する変化が起こると言われています。コロナだけでなく、アメリカに端を発っする人種差別からくる格差に対してうねりのような抗議が世界中で起きています。

そのような世界の中で、いよいよ、変わらぬものの存在感が増していくような気がしています。

まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。
マタイ6:33(口語訳)

急速な変化やこれまで当たり前に享受していた衣食住に対する不安も、まず、変わらぬ神を求めて、心に平安を与えて頂きたいと思います。