頭がおかしくなりそう
以前テレビで日本の高度成長の時代に子育てをした一人のお母さんについて放送されていました。当時は専業主婦が当たり前で、女性は仕事をやめて家で子供の面倒を見るべきという風潮が強かったようです。そういった中で、女性は結婚を境にキャリアが断ち切られてしまっていたのでした。
そのお母さんはこのように言っていました。
「自分にはしたかった仕事があったが子育てのためあきらめた。一日中子供と一緒にいると頭がおかしくなりそうになることもあった。」
男性目線での考え方
今は共働き世帯が増えましたが、このように感じている女性は多いと思います。しかし、僕は無慈悲にも「自分がそう選んだからしょうがないじゃないか」とも心で思ったのです。無情にも「仕事がしたかったのなら、結婚しなければよかったじゃないか」とも思ってしまったのです。
しかし、そう思ったあとに、この考え方は極めて男性目線での考え方であると思い悔い改めました。男性はだいたい平日仕事で自分のキャリアを積み、週末家族との時間を過ごすことができます。ようは非常にいいバランスで人生を送れるようになっているのです。
ふとプツンと何かが切れる
僕は母親の気持ちを100%理解することはできません。しかし、わずかな体験から少しはわかるような気がします。前提として、子どもと一緒にいるのは幸せです。楽しいです。本当に子育ては面白いと思います。
しかし、その一方で、自身に疲れが溜まっている時、寝不足の時、子供がわがままを言ってきかない時など、ふとプツンと何かが切れることがあるのです。それは冒頭の母親の言葉の裏にある苦悩と比べたら小さなことかもしれませんが、少しわかる気がするのです。
「一日中子供と一緒にいると頭がおかしくなりそうになることもあった。」
天の父の心が見えてくる
天の父とクリスチャン一人ひとりの関係をこの地上での親子関係に完全に当てはめることはできません。なぜなら、神の愛は完全であり、人間の愛は不完全だからです。また、神は罪を持っていませんが、人間は罪びとだからです。
しかし、理解の補助をする目的として、両者の関係を重ねるすかしてみれば天の父の心が見えてくることも事実です。というのも、僕は今まさに神の子としてわがままな状態にあることを認めているからです。
天の父の愛
そうであっても天の父はこの地上の親とは違い、永遠に変わることなく愛を注いでくださっています。
エレミヤ書 31:3
主は遠くから彼に現れた。わたしは限りなき愛をもってあなたを愛している。それゆえ、わたしは絶えずあなたに真実をつくしてきた。




 
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		            









 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			