フレームワークとは?
最近、新しいプログラミング言語のフレームワークを学習しています。フレームワークとは、特定のプログラミング言語をより使いやすい形にしているものです。イメージは食材配達サービスのオイシックスに似ているかもしれません。
プログラミング言語を各種食材に置き換えてみましょう。スーパーで売っている食材は何も加工がされておらずかなり自由度が高い状態です。にんじんにしても買ってから洗って、皮をむいて、切る工程があります。さらに、千切りにするのかいちょう切りにするのかは料理する人の手に委ねられています。
加工されている状態
しかし、もし作るものがカレーと決まっているなら、いちょう切りにするところまではしてくれているというのがオイシックスの便利なところです。フレームワークも同じようにそこまでしてくれているのです。「使いやすい状態にしてあるから、あとは自由に使ってくださいね」の状態になっているのです。
各言語のフレームワークにはログイン機能をつけるなら「これ」やメール送信機能をつけるなら「これ」というように一から作るのではなく簡単に作れるようになっているのです。
しかし、フレームワークとオイシックスは決定的に違うところがあります。それは、オイシックスはいちょう切りにされた状態の以前を知っていなくても料理はできますが、フレームワークはいちょう切りにされる前のニンジンの状態も知っていないとなかなか理解が進まないという点です。
温故知新
古くからある言葉に、温故知新という言葉がありますが、古きを訪ねて、初めて新たしきを知ることができるのです。日進月歩のプログラミングも昔がどうであったのか?を知れば、なぜこの技術が必要になったのかがわかるようになります。
それは、キリスト教も同じです。多くのクリスチャンはおそらく新約聖書から入って新約、つまり新しい契約によって救われています。だからといって、古い契約を知る必要がないというわけにはいきません。
「古きをたずねて、新しきを知る」のとおり、旧約を知ることによって、新約をさらに深く知ることができるのです。
古きをたずねるために
今年の目標に、旧約聖書を注解書を使って読むというものを入れています。というのも、様々な説教を聞いているとやはり原語で理解しないと理解が深まらないと実感しているためです。新約であればギリシャ語、旧約であればヘブライ語やアラム語になります。
もちろん、原語では読むことがでいきないので、そういった説明がある注解書をもって旧約を読みたいと思っています。