1824_技術という参入障壁がなくなった | AI熱狂ユーザーに残るもの

AIに関するセミナー

先日、とあるAIに関するセミナーに参加しました。講師は大学生の方で、学生ながらすでに上場企業に事業を譲渡して今はAIに関するセミナーや事業を継続しているようでした。僕の大学生の頃と比べたら、月とすっぽんです。比べものにならないほど熱量のある方で驚きしかありませんでした。

しかし、セミナーを受ける中で少しずつ「ん?本当はよくわかってないんじゃないか?」と思うようなことがいくつかありました。それは参加者からの技術的な質問に対して的外れな回答をしたり、そもそも、用語自体理解できていないと思うところがあったからです。

技術という参入障壁がなくなった

というのも、その大学生の方は技術出身じゃないのです。技術屋ではないですが、AIを駆使して実際に実績を出している人なのです。人昔前であれば、技術がなければプロダクトは作れませんでした。それこそ、ホリエモン氏やひろゆき氏や川上量生氏なのです。

しかし、今は違います。ビジネスのアイデアさえあれば誰でもAIを使って新規事業を簡単に作れるようになったのです。それで、雨後の竹の子のように大量のサービスが生まれてきています。つまり、技術という参入障壁がなくなったぶん、アイデアさえあれば誰でもサービスを作れるようになったのです。

AIを使って何をするのか?

しかし、実際に画期的な新しいサービスは生まれているのでしょうか。確かに生まれているものもあります。しかし、ほとんどは「これまでもあったものが楽にできるようになった」というレベルに過ぎないと思っています。もちろん、楽になるのは悪いことではありません。誰だって楽をしたいです。

問題は楽になった時間をどう使うか?です。今回の大学生はこのようなことを言っていました。「24時間AIのことを考えています。技術の進歩が速くキャッチアップするのが大変だからです。」これは本末転倒だと思います。もちろん、楽して金儲けしたのが目的ならそれでもいいでしょう。

いちAI利用者に過ぎない

AIを使って楽になった分をまたAIに再投資しているのです。これは複利の考え方で正しくも見えますが、実際は違います。なぜなら、上述したように彼らは技術者ではないからです。いちAI利用者に過ぎないのです。つまり、結局、技術を持っていて優位に立っているのはAIを作ったサービス提供事業者です。

AIの進歩は早いです。だから、利用者のテクニックもあっという間に陳腐化します。そこに何が残るのでしょうか。僕ならAIを使うことで浮いた時間をAIと全く関係の
ないことで時間を使いたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)