0287_人間関係の262の法則

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誰にでも好かれるのは不可能

人間関係には262の法則というものがあるそうです。通常、人生で関わる2割の人たちは自分の味方、6割の人たちはどうでもいい人たち、そして、残りの2割は自分に敵対する人だそうです。誰でも人に嫌われたくないので、すべての人に好かれることを望むものだと思います。ただ、自分の意見や考えをはっきり伝えると、やはり自分のことをよく思わない人も出てくるものです。

以前、クリスチャンとしてのTwitteアカウントをもっていて、色々なことをつぶやいていましたが、いちいち難癖つけてくるおせっかいなユーザーがたくさんいました。受け手の取り方はそれぞれなので、冗談のつもりだった、というのが全く通用しないので、フォロワーが全員クリスチャンであっても、すべての万人の共感を呼ぶツイートはまず不可能だと強く感じました。

クリスチャンという大きなくくりであっても、強調するところや重視する教えが違う場合、宗教としての思考様式や行動様式が全く異なります。クリスチャンは良くも悪くも信念が強いので、大同小異という考えが難しく、敵もできやすいと思います。

262の法則に一致しないパターン

炎上商法というものがあるように、あえて、人に嫌われるようなことをして、注目を集める人たちもいます。現代では誰でも、注目を金銭に変えることができるプラットフォームがあるので、嫌われることを前提に生きている人もいそうです。こういった人たちは、118くらいの法則で生きているのかもしれません。

一方で、あっちつかずこっちつかずのニュートラルな立場の人もいます。こういった人たちは、敵対する人も自分の味方もいずれも少なくなる可能性があります。結果的にどうでもいい人だけが増えるので、181のような法則になるかもしれません。

自分の味方を増やす方法

最後に自分の味方を増やす方法ですが、確実に何かのコミュニティーに所属することがいいと思います。大きいコミュニティーに所属すればするほど、自分の味方を増やせそうですが、大きいコミュニティーになるとほぼ必ず、内部で派閥や分裂が起きるので、多くても80人くらいのコミュニティーがいいのではないかと思っています。

幸い日本の教会は小さな教会が多いので、どこかの小さな教会に所属しやすい環境にあると思います。もちろん、ほとんどの教会がおそらく、戦後に成長した所が多いと思いますので数十年の歴史があり、伝統があり、その教会ならではの文化などは出来上がっているかもしれません。ただし、奉仕できる環境や助け合える小さなコミュニティーから得られることのほうが多いと思うので、そういった障壁は気にせずに教会の門を叩いてみるのもいいかもしれません。