1006_天下一品が人材不足のため臨時休業していた

天下一品

先日、お客さんのところへ行ったついでに久しぶりに天下一品を食べようと思いました。いつもはオフィス出社だろうが、お客さんのところへの往訪だろうが、朝自分で作ったおにぎらずを持って行って食べています。といってもお客さんのところで食べるわけにもいかないので、駅のフォームに突っ立っておにぎらずにかぶりついているのでだいぶ怪しい人だと思われていると思います。

話がそれましたが、先日はおにぎらずを作る時間がなかったので、久しぶりに一人で外食しようと思ったのです。お客さんとの年末の打ち合わせを終えて、徒歩1分のところにある天下一品に行くと、なんと臨時休業していたのです!

人手不足

張り紙を見ると「人手不足のため臨時休業」と書かれていました。これは、あまり見たことのない理由でした。もしかしたら、僕が知らないだけでアルバイトを雇えないほどの人材不足の波が飲食業に起きているのかとも思いました。もしかしたら、店長や責任者クラスの人が不在になっただけなのかもしれませんが、完全に口が「こってり」になっていたので、だいぶショックでした。

Googleマップで近辺を調べると、博多とんこつラーメン屋が徒歩5分圏内にあることがわかったのでそこに行くことにしました。普通のラーメンが600円台で定職も1000円ほどでまぁまぁ良心的な価格設定でした。

価格改定

お店について入ろうとすると満員でした。ラーメン屋の店主らしからぬ非常に丁寧でやさしい対応で、外で待つことになりました。そこでメニューを見ていると、なんとラーメンや定食の価格がのきなみ100円上がっていたのです。

そのラーメン屋の公式ホームページを見てみると、12月4日より価格改定しましたと書かれていました。理由としては原材料の高騰と最低賃金の上昇によりアルバイトが雇えなくなるためと書かれていました。

いつでも食べられるのは当たり前じゃない

どうやら、人材不足で雇えないというのは現実のようです。ただでさえ人材がいないなかで、人は時給の高いところに流れてしまうので、時給や待遇が悪いところは人が集まってこないという状況が起きているのではないかと思いました。

外食産業に限らず食べ物というのは、そもそも、食べたいときに食べれるというものではありません。人間の悠久の歴史を見ると、いつでも食べれなかった時のほうが圧倒的に長いのです。今当たり前のようにご飯が食べれることと、非常に厳しい経営環境の中で最善を尽くしてくださっている飲食業の方に感謝が溢れました。

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