0977_仕事で限界を感じた時の対処法

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素人デザイン

僕はデザイン出身じゃないですが、仕事でデザインを任されてしまうことがあります。それは、デザイン力があるからではなく、それができる人が現状僕しかいないからです。もし依頼が内部向けの成果物であるならばいいのですが、それが外部のお客さん向けのものとなるとわけが違ってきます。

無から有を生み出す創造性はありません。またお客さんの立場になって熟考したアイディアも出せないので、だいたい、ピンタレストやX(Twitter)なおで様々なデザインに目を通して、デザインの原則に従って作っています。

得意としないデザイン

これまでだいたいそれでクレームが出ない許容範囲内の成果物を出せていたのですが、先日はエンタメ系のランディングページを作ることになってしまいました。正直、デザイン力がなくても、素材を原理原則どおりに配置できればだいたいさまになります。これまで、ビジネス系や教育系などのサイトはそれに従って作れていました。

しかし、エンタメ系のデザインは違います。コンセプトをしっかり作って素材を作りこんだりしないと当たり障りのない質素なサイトになってしまいます。例えば、ゲームやアプリのサイトなどは素材もユニークでモーションも豊かなので見ていて面白いです。つまり、面白く、かつ目的が達成できるサイトにしないといけないのです。

引継ぎ案件

今回のエンタメ系のサイトは実は一回炎上した案件でした。静的なWebサイトで炎上することなどほぼないはずなのですが、どうもスケジュールは遅れるわ、ろくなデザインは上がってこないわ、ほとんど画像を張り付けているだけとか、修正しようにも修正できなくなったそうです。

そこで、僕の会社がヘルプに入ることになったのですが、僕は気が気じゃありません。正直、きついなぁと思いました。しかも、素材は炎上した会社が作ったものも使わないといけないので、何をどう組み合わせたらいいのか全く皆目つかなかったのです。

できことに注力する

そんなこんなで着手するまでは憂鬱でした。イエス様に祈って必ず助けてくださると信じて着手したのですが、やはりどうにもこうにもうまくいかないのです。あっちの意見、こっちの意見をくみ取って、それを統合するデザイン力は僕にはなかったのです。

そこで、祈って方針を決めました。まずは影響の輪に集中します。自分がもっているデザイン力の範囲でしかデザインできないと腹に決めました。つまり、自分が得意分野とするデザインの方法に注力しました。次はできることとできないことを明文化し、その妥協案も書きました。

デザインの初版はだいたいできたので、最初のフィードバックをもらうのですが、なんとかいいところに落ち着いてほしいと祈っています。

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