0921_記憶に残らないもの、記憶に残るもの、永遠に残るもの

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記憶に残らないもの

この世界では三つの残るものがあると思っています。一つ目は記憶に残らないもの、二つ目は記憶に残るもの、三つ目は永遠に残るものです。

「記憶に残らないもの」とは何でしょうか?僕は物質的なものからもたらされるものは記憶に残らないものだと考えています。例えば自身が死に直面し、これまでの人生を振り返る時に「あの時食べた料理はおいしかった!」とか「あの時に行った旅行先は最高だった!」とか思わないと考えているからです。

もちろん、僕がこれは飽食の時代に生きており制限のない自由な時代を謳歌しているからそんなことが言えるのかもしれません。しかし、日々のランチや腹の中に入って出ていくものは僕の記憶に何ももたらさないと思っています。

記憶に残るもの

次に「記憶に残るもの」は、二つに分けられます。「自分の記憶に残るもの」と「人の記憶に残るもの」です。「自分の記憶に残るもの」とは、上述したようにこの人生を振り返った時に思い出される大切な記憶です。「人の記憶に残るもの」とは、書籍など紙媒体、あるいはブログやSNSなどデジタル媒体に記録されるものもサーバーに記録されているものも含まれます。

この中で、自分の人生を生きる上で大切なのは自分の記憶だけです。なぜなら、人は主観で生きており、他人の記憶に関しては自身は影響を与えることができず、また他人の記憶などほとんど知るすべがないからです。例えば、芸術家には死後評価された人が結構いますが、僕は死後に評価されることに意味はないと考えてます。

永遠に残るもの

三つめは、「永遠に残るもの」です。これは永遠の神が記憶してくださっているものです。聖書にはこのような言葉があります。

世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる。
ヨハネⅠ 2:17

永遠に残るものとは、神様の御心を行ったことだけです。もし、僕がたとえクリスチャンであったとしても自分のやりたいことばかりをして生きて、教会でも自分のしたいことをしていたら、何も永遠に残るものはないでしょう。

この地上で生きる上では、自分が生きている間だけ自分の記憶に残る大切なことと、神様の記憶に永遠に残るものに力を注いで生きれば後悔のない人生をあゆめるのだと思いました。

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