0781_地を這う日本の福音派

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日本の福音派

日本のキリスト教会は危機的な状態にあると言われています。コロナ禍で閉鎖した教会も多くあります。実際僕が所属する教団の教会も残念ながら閉鎖が決まった教会があります。そして、献身者が非常に少なく、牧師先生も圧倒的に人数が足りず、牧師がいない無牧や、一人の牧師が複数の教会を牧会する兼牧が増加傾向にあります。

昭和の時代から平成初期にかけて「飛んではばたく日本の福音派」を支えた牧師先生はまもなく定年を迎えるようになります。今は「地を這う日本の福音派」と言われるほどです。その後、各地の教会でおこることは既に起こった未来です。

自分にできること

そんなこと書くなら、「お前が献身すればいいだろ」という声も聞こえてきそうですが、僕には献身の召しはありません。もちろん、今遣わされているところで、神様に仕えるという広義の献身はしているつもりですが、フルタイムで献身する召しは、今のところ、祈っていても与えられていません。

今行っている教会も高齢化が著しく、多くのクリスチャン2世が教会に根付いていません。もちろん、教会に根付く必要はないと思います。なぜなら、イエス・キリストに根付けば自然と教会に根付くからです。だから僕が今できることは今の僕より若い世代の人がイエス様に出会えるように祈り、さらに具体的なサポートをすることだと強く思わされています。

幻が必要

もう数十年もすればご高齢の方は天に召され、現役世代も引退し始めるでしょう。今教会にいる牧師先生もいつまでいるかはわからないのです。それが現実です。

そこから目をそらすこともできます。楽観的に見ることもできます。悲観的になりすぎることもできます。しかし、大切なのは僕自身が神様からビジョンを与えられることです。与えられたビジョンを必ずなしてくださる神様がいると確信できる神様との関係が必要です。

目を離さない

聖書には「幻のない民は滅びる」と書かれています。今の時代に絶対的に必要なのは一信徒の個人が主から幻を与えられることです。そして、その幻を頂いて、その幻が実現することを信じ続けることです。

僕にも数年前祈り続けていた時に与えられた幻があります。しかし、現実や目に見えるところに心が奪われてしまうと主の約束を疑ってしまいそうになることがあります。

待ち望む

だから今日も主を待ち望み、失望することなく祈り続けます。

中山有太先生
待ち望め主の御霊 (YouTube ver.)


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