0311_恵みのバッチ処理を施す

日常の引力

少しでも油断するとあっという間に日常の引力に引き戻されて、すぐに聖書の価値観を忘れてしまいます。日常生活が忙しくなったり、仕事で気持ちがいっぱいいっぱいになったり、あるいは、ニュースなどで、聖書の価値観とは反する情報を見た時に少なからず、心がぐっと持っていかれそうになることがよくあるのです。

僕の場合ですと、一週間の間に一人部屋にこもって聖書を音読して祈る時間が日常で取れなくなると、イライラしてしまったり、世俗的な価値観で生きようとしてしまいそうになったりします。改めて、信仰書といった書物を読むのではなく、一人で神様との時間を設けて神様と向き合うことが大切だと気付かされています。

霊的に落ちる

キリスト教会ではこういった日常の引力に引かれることを、落ちると表現したります。「霊的に落ちている」といった具合です。別の言い方をすれば、魂が恵まれていない状態のことかもしれません。僕はこれまで、表現はどうであれ、この引力というものにどのように対抗すれば豊かな人生が送れるのかを自問し続けてきました。

このブログのサブタイトルも「聖書の言で人生を巡航速度まで上げ続ける。イエス・キリストと歩む逓増する豊かな心の人生。」となっており、落ちず、速度を保ち、安定したクリスチャン生活を送ることを目標とし続けています。それが今できているかというと、できていないのですが、それを目指し続けています。

引力に対応する方法

この引力に抗う方法として、聖書のバッチ処理という方法を採用しています。バッチ処理とは、システムにおいては、決まったまとまったプログラムを自動で走らせる処理のことで定期的に実行されます。システムでは自動で処理されるのですが、僕の場合は、自分の心に突き刺さったり、心が激しく動かされた聖書の御言を厳選し、手動で、音読のバッチ処理を走らせています。

僕の聖書には大量の付箋が貼ってあって、それを順番にめくっていって、音読をするのです。そういった処理を自分にほどこすと、神様の御心が明瞭にわかるようになったり、読み進めていくにつれて、魂が恵まれて、引き上げられる体験をすることができます。日常の引力に持っていかれている、あるいは、落ちていると感じた時はこの恵の処理を施せば、V字回復できる可能性がかなり高いです。