生成AI
以前、GPT-4oのインパクトをブログで書きましたが、これがすでに手放せなくなっています。僕自身はかなりおっさん的思考をもっているので、どちらかと言えば生成AIに関しては懐疑的でした。
AIによる画像生成は確かに便利ではありますが、ほとんどAIが生成したとわかる画像ばかりで面白味がないと思っていました。SNSやYoutubeには似たような画像で溢れかえっています。また結局かゆいところに手が届く理想的な画像を生成するには呪文(プロンプト)を詳細にしても意味がありません。結局まずは学習させるプロセスが必要で手間がかかるのです。
LLMは違う
その点、GPTなどに代表される大規模言語モデル(LLM)は仕事でも勉強でも日常でもかなり使えます。以前、僕は無料のChat-GPTをメインで使っていて、利用制限ありでGPT-4を部分的に使っていたのですが、先月よりGPT-4oに変えてから、すべてにおいて生産性が爆速で上がっています。もっと前からGPT-4を使っておけばと後悔しました。
いろいろな使い方ができます。外国語学習の話相手にもなるし、思考の壁打ちにもなります。情報収集にも力を発揮します。Chat-GPTは数年前のデータで学習が止まっていますが、GPT-4は即座にWeb検索をしてくれるので最新の情報がえらえます。
英語に弱い人が強くなる
特に僕みたいな英語で文献にあたれない人にとっては朗報だと思います。なぜなら、これまでは英語の情報にアクセスできる人が圧倒的に有利な世界だったのですが、英語で書かれた情報もGPT-4が英語で調べて日本語で回答してくれるからです。
外国語学習に関しては、直接話しかけて会話ができます。僕は英語の勉強をする時は正しい発音記号を調べたい派なので、口頭で指示を出して発音記号を出してくれます。発音記号は複数あり、僕はKK表記が好きだったので、その表記も指示すればGoogleで調べなくていいのです。
生産性を考えると
あとは毎月20ドルが高いか安いかの問題です。僕にとって正直に言えば、20ドルは決して安い金額じゃありません。しかし、この貧乏根性から毎月元を取ってやるという意識から言語学習や日々の学びや仕事が促進されるのを実感しています。
日本では人口減少や円安問題、10年もの国債の金利上昇、株安などが騒がれていますが、一個人としてできることは自身の生産性を上げることです。生産性を上げて20ドル以上の価値を生み出すことができれば日本のためにもなります。そんなことも思いつつ日々使っています。