1641_開発チームを見て思ったこと

とても一人でカバーできない

会社で開発チームを見ていると個人開発でしている人はよく一人でできるなぁと思うことがあります。なぜなら、一言に開発と言ってもその範囲はとても一人でカバーできるようなものではないからです。プログラミング言語も多種ありますし、インフラ、ネットワーク、デザイン、ビジネスロジックなど多岐にわたります。

おおよそ、エンジニアの方は全体的な知識を持っておられますが、それぞれの得意分野をもっているものです。プログラミングができるからと言って、ビジネスの運用に耐えうるサーバーを構築するのは簡単なことではありません。むしろ、それは不可能で、インフラエンジニアにしかできないことが多くあります。

世界に一つしかないシステム

じゃあ、プログラムに関することだったら一人でできるのか?と言われたらそうでもなさそうです。たとえば、データベースの構造やデータの取得方法や表示方法、ロジックやアルゴリズムを考える場合にしても、エンジニアみんなで意見を出し合って対応するというやり方を傍でよくみています。

なぜなら、完全にカスタマイズされた世界に一つしかないシステムに対して「必ずこれをやればうまくいく」というウルトラCはどこにも書いてないからです。だから、それぞれのアイデアや知識を集結させ、時に検索、AIを使うことによって最終的に人が答えを出し対応するということをされているのだと思います。

問題はトラブル対応

今はAIがプログラミングをしてくれるので個人開発でも、あるいは、非エンジニアでもクライアントに対して対価をもらい納品するということが比較的簡単にできる時代になりました。今は非常に便利なインフラサービスがあるので、利用者数が数百人規模の小さなアプリケーションであれば納品、運用までできると思います。

しかし、問題はトラブル対応です。トラブルが起きてしまった時、原因の究明、暫定措置、恒久措置を的確に打っていくのは易しいことじゃありません。アプリケーションを作って納品まではしたけど、そこから触ることができない、あるいは、セキュリティに脆弱性があった、などということは今でも起こっていることです。

つんでしまうリスク

トラブル対応でAIを使っても解決できないとなった場合、個人開発だとつんでしまうリスクがあります。しかし、チームであればみんなで問題に対処することができます。何よりもみんなが力を合わせて問題に立ち向かっているという一致団結感は大いに不安を和らげてくれるものです。

僕はどうしても一匹オオカミになりがちなので、チームの中で支え合うということをもっと学んでいきたいと思いました。

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