社会人として失格
僕は正式な診断は受けていませんが、おそらくADHDだと思っています。特に興味のないことに関しては注意を持続させることが難しく、集中力が散漫になります。小学生の頃に夏休みにプールを習いに行っていたのですが、母が保護者席から見ていて、自分の子供だけ全く先生の話を聞かずに好き勝手やっているのを見て「我が子はやばい」と思ったそうです。
今でも興味のないことに興味を示したり、示しているふりをすることすらとても苦手です。社会人として失格ですがよくも悪くも顔に出てしまいます。ポジティブにとらえれば、お客さんに僕はうそを言っていないと信じてもらえます。ネガティブに捉えれば、KYとなることがあります。
集中力は異常
ただ、好きなことに対する集中力は異常です。しかし、これもメリット・デメリットがあります。一か月ほど前はある著者の本にはまり込んでしまいました。ネットで関連書籍を買って仕事が終わるとソファーに寝ころんで深夜まで読みました。お風呂でも2時間ほど読む日もありました。
ただ、最悪のことが起きました。僕が嫁さんの話を全くきかなかったのです。話しかけられると心の中で「集中して読んでいるのに邪魔されたくないな」と思ってしまい、テキトーな返事しかしてなかったのです。ある日、嫁さんが「もういいわ」と言ってそそくさと寝に行ったことすらなんとも思ってなかったのです。
相手の立場になって物事を考えるのが苦手
しかし、翌日以降、嫁さんの機嫌が宜しくありません。僕はもっぱら相手の気持ちを読み取ったりくみ取ったり、相手の立場になって物事を考えるのが苦手な人間なので、その時は、なぜ機嫌が悪いのだろうとしか思いませんでした。
それから、2日、3日経ち僕が嫁さんに「どうして機嫌が悪いの?」と聞かない限りずっと原因がわからなかったのです。人として相当やばいと思います。それから本が原因だとわかったので、それ以降は本を読まないようにしました。解決方法も雑です。
周りに迷惑をかけないように
自分でも自分のことがあまりよくわかっていないのですが、どうも集中して物事に取り組むにしてもサイクルがあるようです。ある期間は筋トレ、ランニング、英語、プログラミング、読書、音楽制作など、その時々ではまるものが全く異なります。だいたいどれも1か月~3か月集中してはまって冷めて、また数か月後にはまりだすというようなサイクルです。
ランニングなどは怪我をするまで走ったりすることもあります。自分に返ってくる分には自業自得なのでいいですが、周りに迷惑をかけないようにうまく自分をコントロールしたいと強く願っています。