0523_言ってしまって後悔することが多い

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伝えるべき?

意思決定の難しさの一つに、「これを伝えるかどうか?」というものがあります。何事においても、何でも誰にでも伝えればいいものではなく、知るべき人と知らなくていい人がいるものです。もちろん、個人情報や機密情報は許可されている範囲だけの人たちだけが知るべきものですが、日常生活、仕事をする中で発生する様々なことを相手に伝えるかどうかは判断に迷うことが多くあります。

僕はここ数日で、わざわざ伝えるべきでないことを相手に伝えてしまったりしてしまって反省させられています。伝えるにしてももう少し言い方とか、表現とか工夫できたのではないかと思わされています。相手にプレゼントを贈るにしても、きれいな箱に入れて渡すか、ビニール袋に入れて渡すかで印象はかなり変わります。僕は雑な人間なので、ビニール袋に入れて相手に伝えてしまっているのだと思います。

日常にあること

例をいくつか挙げてみます。例えば夫婦関係でパートナーが炊いてくれた白ご飯がもう少し固めのほうがいいと思った場合、それを相手に伝えるべきでしょうか。もし伝えないなら、ずっともう少し固めのほうがいいなと思いながら数十年過ごすかもしれません。

また、毎回必ず遅刻してくる友人に対して、それを注意するべきでしょうか?1回や2回だけならまだしも、何十回と繰り返すようなら、あなたはそれを相手に伝えますか?

さらに、仕事でフロントに立つ人はお客さんに伝えると不安にさせるという理由で言わない選択をする場合もあるかもしれません。もし、それで問題にならなければ伝えないほうが良かったでしょう。しかし、もし伝えないことがあとで問題になる可能性があるのであれば、こちらも、言い方やタイミングをよく熟慮しなければなりません。

不完全だけど意思決定の基準

僕にとって、この「伝えるべきことを伝えて、伝えるべきでないことは伝えない」という意思決定はとても難しいです。言わなければよかったと思うこともあれば、言ってよかったと思うこともあります。

仕事においては、報連相とあるように報告や連絡は非常に大切です。ですので、意思決定の際には以下の点をきちんと熟慮して判断しようと思っています。

  • それを知るべき人か
  • それ伝えるタイミングか
  • それを伝える表現があるか
  • それを伝えたあとのバックアップはあるか

正直、これだけでは正しい意志決定はできないと思います。何事にも些細なことから大切なことまで、上記を頭に入れつつ、できる限り祈り心をもって伝えようと思います。

おっさん
■言うべきことは言い、言わないことは言わないようにするには訓練と祈りが必要

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