0085_招かざる客のおっさん猫

先日、自宅で社内のZOOM会議をしている時に、ベランダにふと目をやると、猫がこちらを凝視していたのを見て、思わず「うわ〜!」と奇声を上げてしまいました。他の人が発言中だったので、ZOOM会議に参加していた人たちは一体何事だと心配していました。

「ただの猫でした。」と釈明しつつも、ひょこっと出した顔が子猫のようで、また来てほしいと思うようになりました。ちょうどシーチキンの缶があったので、シーチキンを使ったあとの缶をベランダに敷設して、誘い込む方法を採用しました。子猫がいれば、この灰色の自粛生活も少しは鮮やかになるだろうと思ったからです。

すると、期待通り!昨晩、ベランダからゴソゴソ聞こえてきて、窓を開けると先日の猫がしっぽを向けて慌てて逃げていくのが見えました。これで、もう手中に治めたと思い、その日は、眠りにつき、本日は新しいシーチキンのカス缶をベランダに敷設して、窓を開けて待ちました。

すると、本日の16時ちょうどに、缶を触る音が聞こえたので目を向けると、猫がいました!猫はひょとんとして、僕を凝視していました。悪いおじさんじゃないよとアピールするために、「ニャー」と言いながら、猫の全貌を見るために近づきました。

「ん?なんか、でかいぞ!」子猫だと思っていた猫は、実は、普通のおっさん猫でした。結構太り気味の猫だったので、もしかしたら、飼い猫かもしれません。猫の成長の差で差別するのもよくないですが、おっさん猫には興味がなかったので、シーチキンのカス缶は回収して、窓を閉めました。

今日は楽しみにしていたこと2つが訪れることはありませんでした。一つは、子猫。もう一つはSwitch当選の電話です。ゲオが主催する限定販売の購入権獲得に応募していたのですが、外れてしまったようです。

しかし、そんな些細なことで、失望しません。なぜなら、待てば必ず来てくださる方。待てば必ず語ってくださる方を知っているからです。

あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、 29:14わたしはあなたがたに会うと主は言われる。
29:13-14(口語訳)

神を求める時、今回の出来事のように招かざる客が来ることはありません。また、当選に外れて電話がかかってこないこともありません。イエス・キリストの救いは信じるものに「もれなく」与えられるものだからです。

だから、些細なことを気にせず、今日も何よりも価値のあるお方を求めて生きます。