0055_フロスの効能とクロスの効能

ここ数年、デンタルフロスを使っている人が周りに増えてきています。介護福祉施設に勤める友人からは、「人生100年時代で、お年寄りの方は歯がボロボロやから、絶対にフロスを若いうちからしておいたほうがいい」とアドバイスを受けました。

また、別の友人からも、「フロスをするとしないとでは、爽快感が全く違う」といわれました。お世話になっている歯科医院では、「歯ブラシ以外にフロスも使ってお手入れしましょう」とも言われました。

もしかすると、現代の小学生はフロス世代なのかもしれませんが、少なくとも、僕が小学生の時に受けた歯磨きの授業ではフロスの利用は教えてもらえませんでした。NHKの教育番組でも、あくまでも「仕上げはおかぁさ〜〜ん」です。

実際、フロスを使ってみると、歯ブラシだけじゃ歯と歯茎の間に詰まった歯垢が全然取れてなかったことに気づきます。これまでの歯ブラシは一体なんだったんだと思いました。

最初は、フロスで歯のお手入れをすると、歯茎から出血します。しかし、フロスをし続けると、次第に歯茎が強化され、出血もしなくなります。

フロス習慣を導入すると貴重な歯が清潔に保たれます。フロス後の爽快感も味わえますし、歯の寿命も伸びるので、一石三鳥の効果があります。最初の出血だけ乗り越えればいいことづくしですので、導入されていない方はぜひお試しください。

フロスの一方で、クロスで流された血潮は、罪の赦しを与えるものです。クロスは心と魂を雪のように白くしてくれます。クロスにより、神と和解させ、交わりにあずかり、永遠の命を与えくださいます。

若い時にクロスを受け入れて、クロス世代になる人が増えるように願っています。

さらに、わたしたちが罪に死に、義に生きるために、十字架にかかって、わたしたちの罪をご自分の身に負われた。その傷によって、あなたがたは、いやされたのである。
ヨハネⅠⅡ2:24(口語訳)

イエス・キリストのクロスに思いをはせつつ。